まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
【NHKマイル】ダノンスコーピオン 究極仕上げ
3,027
7
1
3歳最強マイラーを決めるNHKマイルCの追い切りが4日、東西トレーニングセンターで行われた。栗東トレセンではアーリントンCで重賞初制覇を飾ったダノンスコーピオン(栗東・安田隆行厩舎、牡3歳)が、単走で坂路をパワフルに駆け上がり、万全の仕上がりをアピール。陣営が高く評価する素質馬が、父ロードカナロアも制した東京マイルで戴冠を果たす。
◇
軽めの調整でも、調子の良さを見せつけた。張りのある鹿毛の馬体が坂路で弾む。アーリントンCで重賞初制覇を飾ったダノンスコーピオンが、勢いそのままに躍動感ある走り。安田隆調教師が満足げに振り返った。
「馬にあまりプレッシャーをかけずに、楽に坂路を上がるような感じで済ませました。本調子になってきました」
涼しさの残る朝一番の坂路。中2週のローテーション、東京への長距離輸送を考慮して、終始馬なりながら、迫力のあるフォームで急勾配を駆け上がる。豪快にウッドチップを蹴り上げ、ラスト1ハロン12秒5(4ハロン54秒2)を計時。2走前の共同通信杯は7着と朝日杯FS(3着)の疲れもあったが、今は心身ともに万全。仕上がりは最高潮に達している。
手綱を取った安田助手は「前走は7、8分の状態でしたが、今回はこれ以上状態を良くさせるのは酷、というところまで持ってこられました」と自信の口ぶり。コンディションアップに伴い精神面も良化しており、「いい時は調教で指示通りに走ってくれます。操縦性がいいですね」と充実ぶりを伝えた。
今回と同じ舞台の安田記念を含め、現役時代にGⅠ6勝を挙げた父ロードカナロアを管理した安田隆厩舎は、同産駒でJRA重賞18勝をマーク。川田騎手が騎乗したダノンスマッシュで昨年の高松宮記念(GⅠ)も制しているが、安田助手は「乗せてもらったロードカナロアの子供の中でも一番だと思います。(全体でも)上位の存在。最初に乗ったときから違いました」と高く評価。続けて「弾む感じがすごいですね。空に打ち上げられるのかっていうくらいです」と、バネの利いた極上の乗り味を絶賛する。
安田隆調教師と川田騎手の師弟コンビは、2019年以降、66戦20勝、2着12回、3着12回。勝率30・3%、連対率48・5%、複勝率66・7%とハイアベレージを誇る。再来年の2月末で定年を迎えるトレーナーは、「自分の調教師人生も残り少ない。何とか弟子の川田騎手と一緒にタイトルを取りたい」と語れば、川田騎手も「新馬からこれだけ素晴らしい馬を任せていただいていますので、この馬とともに大きいところを取りたいという思いは強いです」と力を込める。
再び上昇気流に乗った大器。身上の切れ味を府中で存分に発揮し、3歳マイル王の座を射止める。(山口大輝)
★川田騎手TALK
--前走のアーリントンCで重賞初制覇
川田騎手「返し馬から、だいぶ状態が戻ったことを確認できました。この状態であれば勝ちに行けるな、という雰囲気を得てレースに向かい、ゲート裏に行くときに改めて確認しても大丈夫でした」
--変化や成長を感じる部分は
「もともとポテンシャルの高い馬で、なかなか動ききるほどの体になれないまま、時間が過ぎてはいますけれども、先々にもっと良くなってくる馬であることは間違いないです。ただ、現状でも、これだけの成績を挙げてくれているというところです」
--意気込みを
「今までの中で、よりいい状態でこられていると聞いていますので、僕自身も当日、どういう具合なのかを返し馬で確認して、いい競馬ができるように、改めて準備をしたいなと思っています」
◇
ロードカナロア産駒は今年のJRA重賞で7勝を挙げており、種牡馬別のJRA重賞勝利数でトップ(2位はハーツクライの5勝)。NHKマイルCにはこれまで10頭出走して勝ち馬はいないが、2019年に安田隆厩舎のケイデンスコールが14番人気で2着と好走している。また、安田隆厩舎と川田騎手のコンビでのJRA・GⅠとなれば、20年ホープフルS(ダノンザキッド)、21年高松宮記念(ダノンスマッシュ)に続き3度目になる。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|
U指数1位キングエルメスはどうか?
東京マイル実績、適性で決まる(キッパリ)
ジャングロ
セリフォス
プルパレイ
インダストリア