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舞台経験を生かしてGI奪取だ。ボーンディスウェイが3連勝で戴冠を果たす。
夏の福島では2、3着と勝ち切れなかったが、舞台を中山芝2000メートルに移して未勝利戦→葉牡丹賞と連勝。ホープフルSと同じ条件での快走は実に心強い。前走は2カ月半ぶりで12キロ増ながら、しぶとい粘り腰を発揮して逃げ切った。父はハーツクライで、母はイタリア1000ギニー馬。良血らしい成長力が魅力だ。
「まだ緩さはあるけど、だいぶトモがしっかりしてきた。いい状態で送り出せると思う」と、牧調教師も伸びゆく勢いを感じている。
24日はWコースで5ハロン68秒3、ラスト1ハロン11秒7の好反応。一杯に追われる僚馬を馬なりで2馬身突き放した。
「いい意味で変わりなく順調だね。コントロールの利くタイプ。ゲート次第で行く馬がいなければ行ってもいいし、好位に控える形になっても脚を使えると思う。中山で勝っていることを味方にしたいね」と、石橋騎手はやる気。中山芝2000メートルでは先週まで今年2位の5勝。舞台を知り尽くした鞍上も心強い。
今開催の中山は雨の影響をそれほど受けていないため、最終日でもまだまだ芝のコンディションは良好で、先行馬の健闘が目立つ。前々で運ぶこの馬にはうってつけだ。地の利を味方に、無敗馬たちを封じ込める。
“究極の3連単”はボーンを1着に固定。芝2000メートルを2歳コースレコードで連勝中のサトノヘリオスを2、3着に置いた12点で的中締めといきたい。(夕刊フジ)
★ホープフルSの出走表はこちら 調教タイムも掲載
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