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小倉2歳Sが5日、小倉競馬場で10頭によって争われ、4番人気のナムラクレアが末脚を伸ばして重賞初制覇。急きょの代打騎乗となった小倉出身の浜中俊騎手(32)=栗・フリー=は、地元で今年のJRA重賞初V。厩舎開業3年目の長谷川浩大調教師(37)=栗=は、JRA重賞初制覇を飾った。2着は3番人気のスリーパーダ、3着は8番人気のアネゴハダ。1番人気のショウナンマッハは7着に終わった。
豪快な末脚で、ライバルたちをのみ込んだ。オープン特別のフェニックス賞で初勝利を挙げたナムラクレアが、鮮やかな差し切り。騎乗予定の和田竜騎手が前日に札幌で負傷し、代打騎乗となった浜中騎手が白い歯をこぼした。
「けさ、乗り替わりを知ったんですが、いろんな情報を聞いて、この馬の持ち味を出せるように、と思っていました。素晴らしい瞬発力をみせてくれましたね」
好スタートから、スッと控えて中団を追走。エンジンをふかしながら、4コーナーで大外へと持ち出す。直線はメンバー最速の末脚(上がり3ハロン33秒9)で並ぶ間もなく突き抜け、重賞タイトルを奪取した。
今年のJRA重賞初制覇となった浜中騎手は、小倉競馬場近くの旦過(たんが)出身。2016年の小倉2歳S(レーヌミノル)以来となる地元での重賞Vに、「久しぶりに勝ててうれしいですし、ホッとしている部分もあります」と声を弾ませた。
長谷川調教師にとっても初のJRA重賞V。03年に中村均厩舎所属で騎手デビューし、12年に同厩舎で調教助手に転身。19年に厩舎を開業し、師匠から引き継いだヤマニンアンプリメで、交流GI・19年JBCレディスクラシックを制していたが、「やっぱりJRAの重賞は意識していました」と笑みを浮かべた。
ナムラクレアのきょうだい(ナムラヘイハチロー)も、中村厩舎の助手時代に手掛けた。「師匠の頃からの血統で、(オーナーが)預けてくださった縁もあったので。良かったです」と、ゆかりの血統での勝利に喜びもひとしおだ。
今後は未定だが、「マイル適性がないとは思っていません」と指揮官。夏の小倉芝6ハロンで連勝を飾り、ポテンシャルは示した。距離さえこなせれば、暮れの大舞台もみえてくる。(山口大輝)
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■ナムラクレア 父ミッキーアイル、母サンクイーンII、母の父ストームキャット。青鹿毛の牝2歳。栗東・長谷川浩大厩舎所属。北海道浦河町・谷川牧場の生産馬。馬主は奈村睦弘氏。戦績3戦2勝。獲得賞金4939万5000円。重賞は初勝利。小倉2歳Sは長谷川浩大調教師が初勝利。浜中俊騎手は2008年デグラーティア、10年ブラウンワイルド、11年エピセアローム、16年レーヌミノルに次いで5勝目。馬名は「冠名+女性名より」。
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