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【北九州記念】ジャンダルム機敏なフットワークで12秒0

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【北九州記念】ジャンダルム機敏なフットワークで12秒0

 サマースプリントシリーズ第4戦・北九州記念の追い切りが18日、栗東トレセンで行われた。前走、初の6ハロン戦を圧勝したジャンダルムが坂路単走で機敏なフットワークを披露。2歳時以来の重賞制覇へ、好仕上がりをアピールした。坂路でラスト1ハロン12秒2と豪快に伸びたモズスーパーフレアが最高の調教評価『S』となった。

 大粒の雨が降りしきる栗東坂路を、ジャンダルムが馬なりで駆け上がった。デイリー杯2歳S以来、3年9カ月ぶりの重賞Vへ、仕上がりは上々。動きをチェックした池江調教師は満足げだった。

 「先週しっかりやっているので、動きはこれぐらいでちょうどいいのかなと思います」

 前半は折り合いを重視してセーブ気味。後半にギアを上げると、軸がぶれない機敏なフットワークでラスト1ハロン12秒0(4ハロン53秒3)をマークした。4日に同50秒3-11秒6、11日には同49秒4-11秒8と自己ベストを更新しており、「成長してきているのかな」とうなずく。

 前走の春雷Sで、6歳にして6ハロン初挑戦。2馬身半差で圧勝した。指揮官は「能力はあるのですが、マイルに対応できなくなって、試しに1200メートルを使ったら、母の影響なのか一番強い競馬でしたね」と振り返る。スプリントGIを2勝した母ビリーヴから継承した血が、ついに覚醒。「母も古馬になってから開花しましたし、6歳になっても成長するのは、そういった血統背景があるのかな」と語る。

 今回は初の小倉競馬場と、ハンデ57・5キロが鍵になるが「初めてで、何とも言えないが、器用さがあるのでこなしてくれないかな。ハンデは(日曜の)午後3時30分頃に、適正だったかどうかわかるよ」とニヤリ。続けて「大きなチャンス。若い時からファンが多い馬なので、再度GIに挑戦できれば」と拳を握った。

 ここにきて見つけた6ハロン戦という適正距離で実力を見せつけ、秋の大舞台へ羽ばたく。(増本隆一朗)

北九州記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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