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日本国内でも馬券が発売される世界最高峰のGI・凱旋門賞(芝2400メートル)が10月4日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われる。2017、18年の覇者で、レース史上最多の3勝目がかかるエネイブル(英=J・ゴスデン、牝6)と、英2冠牝馬ラブ(愛=A・オブライエン、牝3)の一騎打ちムードになっている。
今回で引退が濃厚なエネイブルは昨年の凱旋門賞(2着)以来の出走となった7月の英GIエクリプスSで2着とキャリア初の連敗を喫したが、その後は圧巻の内容で英GI“キングジョージ”と英GIIIセプテンバーSを連勝した。ラブは英1000ギニー、英オークス、ヨークシャーオークスとGI3連勝中。いずれも圧勝で、斤量面でエネイブルより3キロ軽いアドバンテージがある。
日本関連では武豊騎手がGI2勝で昨年4着のジャパン(愛=A・オブライエン、牡4)と新コンビを組んで参戦。今年は4戦して4、3、3、5着と不振だが、どんな騎乗をするか注目される。
昨夏、英GIナッソーSを制したディアドラ(栗・橋田、牝6)も近況不振だが、直線が平坦のパリロンシャンはプラスになりそうだ。なお、欧州では移動制限もあり、主戦のO・マーフィー騎手は乗れず、鞍上は未定となっている。
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「エネイブルはアーバンシーにはなれない」
凱旋門賞馬アーバンシー(1993年)
産駒シーザスターズ(2009年)と「凱旋門賞母仔制覇」の歴史的偉業達成!
産駒ガリレオは英愛ダービー馬でキングジョージも優勝‼
ガリレオは種牡馬として
さらに偉大な成績を上げている(欧米でディープインパクト実績レベル)
初年度産駒から15世代連続でG1馬を輩出した欧州リーディングサイアー
(代表産駒/フランケル・ニューアプローチ・ルーラーオブザワールド・アンテロ・オーストラリア・ハイランドリール・マジカル)
凱旋門賞2連覇エネイブルの父ナサニエルは
ガリレオ産駒
エネイブルの3連覇を阻んだヴァルトガイストも
ガリレオ産駒
凱旋門賞史上最多の3勝目を狙うエネイブル最大のライバル
英2冠牝馬ラブ
G1-3連勝中で勢いのある3歳牝馬(斤量も3キロ軽い)
ラブもまたガリレオ産駒
因みに
ユタカさん騎乗する英ダービー3着でG1-2勝馬ジャパン(キーファーズ)もガリレオ産駒
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ハーリド・ビン・アブドゥッラー王子(サウジアラビア)は
エネイブルの資質を(繫殖牝馬でなく)欧米の競馬史にその名を刻む歴史的競走馬として観ているのか…
世界的調教師ジョン・ゴスデン(英)も然り…か
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来年2月12日(4ヶ月後)に7歳になるエネイブル
11月に引退しても
繫殖牝馬の母体に仕上げるのは容易なことではないのだから…