まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
ユニコーンSの追い切りが17日、東西のトレセンで行われた。美浦では、無傷の3連勝での重賞制覇を狙うカフェファラオが、Wコース5ハロン66秒9-12秒1の鋭い反応を見せ、馬なりで併入。調教評価は最高の『S』となった。米クラシック三冠馬の父から受け継いだスケールの大きい走りで、砂の怪物への階段を駆け上がる。
◇
滑らかで力強いストライドが、受け継いだ最強の遺伝子を感じさせる。米三冠馬アメリカンフェイロー産駒で2戦2勝のカフェファラオが、Wコース5ハロン66秒9を馬なりでマーク。ラスト1ハロン12秒1の好反応で、後方から内に並びかけてきた僚馬プルクラ(1勝クラス)と余裕の脚いろで併入した。
「先週も動きは良かったが、今週はさらに良くなった。馬の気分も良くて、いいフィーリングだった。コントロールしやすくて乗りやすい。シンプルにいい馬だ」
2週連続で追い切りに騎乗したレーン騎手も、初めてコンビを組む一戦へ確かな手応えをつかんでいる様子。調教評価は最高の『S』となった。
まだ粗削りながらも、その勝ちっぷりからスケールの大きさが伝わってくる。昨年12月のデビュー戦では、のちに交流GII兵庫チャンピオンシップを勝つ2着馬バーナードループに10馬身差をつけて逃げ切った。その2カ月後のヒヤシンスSでは、出遅れて離れた最後方を進みながら、大外を回って楽々と差し切り。逃げと追い込み、両極端の戦法で圧勝できたのは、桁違いのエンジンを搭載している証しだ。
森助手も「キャリアの差があり、不利な面はあるものの、そういう中でも連勝してくれた。能力は通用すると思います」と、初の重賞挑戦にも気後れはない。この中間はジョッキーを乗せてゲート駐立の練習も入念に行っており、スタート対策も万全だ。
父アメリカンフェイローは2015年、37年ぶりにケンタッキーダービー、プリークネスS、ベルモントSのクラシック3冠を制した米国の英雄。同年のBCクラシックも制し、史上初のグランドスラム(4冠)を達成した歴史的名馬だ。当然、2世にかかる期待は大きく、レーン騎手もその初年度産駒のパートナーに素質の高さを感じている。
「品があるし、間違いなくポテンシャルはある。まだ経験、成長が必要だが、それだけ伸びしろがあるのがこの馬の長所だと思う」
偉大な父の背を追いかけるように、カフェファラオがデビューからの連勝を伸ばし、最強怪物ロードを歩む。(板津雄志)
★ユニコーンSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|