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アルゼンチン共和国杯の追い切りが30日、東西トレセンで行われた。昨年の有馬記念9着以来、2度目の平地重賞挑戦となる二刀流の“障害王”オジュウチョウサンは、美浦のWコースで直線一杯に追われて3頭併せの最先着。前走3勝クラス10着からの巻き返しへ、上積みを感じさせる動きを披露した。
ビシッ、ビシッ-。石神騎手のステッキがうなりをあげる。復活への祈りを込めた闘魂注入だ。惨敗からの巻き返しを誓うオジュウチョウサンが、ハードな3頭併せを敢行した。
「年齢的にズブさを見せるようになってきたので、気持ちをピリッとさせるためにも当該週としては強めに追いました。馬はびっくりしていましたけど、追ってモタモタしていたこの間(前走時)よりいいですね」
長年にわたって苦楽をともにしてきたパートナーは、狙い通りの追い切りに笑みをこぼす。濃霧が晴れた午前8時過ぎにWコースへ姿を現すと、僚馬2頭を追走。残り1ハロンで抜け出してからも、鞍上は右ムチを連打して後続との差を広げた。5ハロン66秒7-12秒4で中ウインアステロイド(2歳未勝利)に1馬身、外ユキノエルドール(障害OP)に2馬身先着。反応の鈍さが目立った前走時とは一変している。
前走・六社S(3勝クラス)は1番人気に推されながら10着。2番手で直線に向いたが伸びを欠き、馬群に沈んだ。和田郎調教師は「どこかが悪かったわけではないが、よく考えてみると(仕上げが)甘かったのかもしれない」と振り返る。
体調が整わずに宝塚記念を回避し、放牧から美浦に戻ってきたのが8月28日。苦手な暑さに、気遣いながらの調整で中身まで作り上げることができなかった。それだけに「本来は間隔があいた方が走るが、今回は使った上積みを期待したい」と指揮官は意気込む。
前走の3勝クラスより、さらに手強い重賞への格上挑戦。復権を託されるのは、2013年10月の新馬戦(11着)以来の騎乗となる松岡騎手だ。「瞬発力勝負になると分が悪いから、持久力を生かすような形がいい。途中から動いてもいいでしょう。みんなが期待しているような競馬をしたい」と、自慢のスタミナでライバルを完封するつもりだ。
昨年の有馬記念ファン投票では3位の支持を集め、レースでも見せ場十分の9着に健闘。障害&芝の“二刀流”は、暮れの列島に感動を与えた。過去10年で7歳以上の馬は【0・0・0・42】と厳しい数字だが、高いハードルを乗り越えてこその障害王だ。平地重賞初Vを飾り、再び夢の舞台へ飛翔する。(漆山貴禎)
★アルゼンチン共和国杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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