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プロキオンSの追い切りが4日、栗東トレセンで行われた。昨年の覇者マテラスカイは、坂路での併せ馬でラスト1ハロン11秒9(4ハロン51秒8)と鋭い伸びを披露。秋に米GIブリーダーズカップ(BC)スプリント(11月2日、サンタアニタ、ダ1200メートル)挑戦を予定する快速馬が、世界制覇へのステップを軽やかに駆け上がる。
直前までの雨によって不良となった馬場も、なんのその。午前5時の開門直後に登場したマテラスカイが、強めに追われて坂路4ハロン51秒8-11秒9の好時計。連覇へ万全の態勢をアピールした。
「乗っていて迫力、躍動感がありました。ぶれずに走っていたし、動きはすごくいいですね」
高野助手が、にこやかに好感触を伝えた。ジャスパージャック(3歳1勝クラス)の外を3馬身ほど追いかける形でスタート。前進気勢をあふれさせながら、ラスト1ハロンで抜群の加速で差を詰めた。フィニッシュは半馬身遅れも「追いかけて併入のイメージでしたし、時計も含めて予定通り。体調はすこぶる良いですね」と納得の表情だ。
不良馬場だった昨年のプロキオンSでは2着に4馬身差の圧勝。時計も従来の記録を1秒2も更新する1分20秒3のJRAレコードと、この舞台なら力は一枚上。週中に中京競馬場にまとまった雨が降ったことで、今年も馬場は向きそうだ。
昨年はドバイ(ゴールデンシャヒーン5着)から、花のみちS(1600万下)を勝っての一戦だったが、今年はドバイ(同2着)からの国内復帰初戦。放牧先では疲れを取ることに専念し、5月から栗東で入念に乗り込んできた。
「去年と違って今年はリフレッシュした状態で帰ってきて、ここを目標に順調に来ています。秋以降もっと良くなりそうですが、現状でもパンプアップしていると感じます」と高野助手がいうように、調整過程は昨年より上。秋には武豊騎手を鞍上にBCスプリント挑戦の予定で「そこに行くためには大事な一戦になる」と森調教師の口調にも力がこもっていた。
31年ぶりに函館に滞在して夏を戦う武豊騎手も、日曜はマテラスカイに乗るために中京へ。「ドバイで走っていた馬たちが世界のトップですから。どこに行っても通用する馬。アメリカの馬場は日本よりも合うかもしれないし、条件はめちゃくちゃ合うと思います。いい結果を出してアメリカに行きたい」と、世界に向けて青写真を描く。
スピード勝負なら負けるわけにいかない。力の違いを見せて、世界へ羽ばたく足掛かりとする。 (渡部陽之助)
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