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20日に福島競馬場で行われる福島牝馬S(G3・芝1800m)の枠順が19日、確定した。
1枠1番に決まったコスタボニータは、前走の中山牝馬Sで3番人気5着。人気を下回る格好になってしまったが、初角で内から張られ、3~4角では逆に外から押し込められるなど、苦しい立ち回りを強いられるなか、掲示板を確保したのは地力の証しともいえる。まだまだ見限れない存在だ。
このほかにも、初富士Sを快勝した8枠16番グランベルナデット、中山牝馬S3着の8枠15番シンリョクカ、同4着の7枠14番フィールシンパシー、同6着の6枠11番タガノパッション、福島巧者の4枠8番ウインピクシス、豊橋S1着から挑む6枠12番ラリュエル、小倉日経OP3着の7枠13番ライトクオンタムなど、多彩な顔ぶれがそろう。
ウマニティ重賞攻略では、4つの視点から「福島牝馬Sの予想」を開催週の金曜日以降に随時更新しています。 ①血統予想(金曜日)②U指数予想(金曜日)③データ予想(金曜日)④乗り替わり予想(金曜日) レース検討に是非ご活用ください!
枠 番 |
馬 番 |
予想 U指数 |
馬名 性齢・調教師 |
騎手 負担重量 |
予想 オッズ |
前走 |
2走前 |
3走前 |
4走前 |
5走前 |
6走前 |
7走前 |
8走前 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 |
牝5 栗 杉山佳明 |
55.0 |
2.7 ① |
24/03/09 5中山牝馬S G3 中山/芝1800m |
24/01/13 3愛知杯 G3 小倉/芝2000m |
23/12/17 2ディセンバ L 中山/芝1800m |
23/10/14 8府中牝馬S G2 東京/芝1800m |
23/07/30 3クイーンS G3 札幌/芝1800m |
23/05/20 6メイS OP 東京/芝1800m |
23/04/08 3阪神牝馬S G2 阪神/芝1600m |
23/02/12 1初音S 3勝 東京/芝1800m |
|
1 | 2 | 95.0 |
牝5 B 美 国枝栄 |
56.0 |
16.9 ⑦ |
24/01/13 10愛知杯 G3 小倉/芝2000m |
23/12/17 4ディセンバ L 中山/芝1800m |
23/10/14 11府中牝馬S G2 東京/芝1800m |
23/05/20 5メイS OP 東京/芝1800m |
23/04/22 10福島牝馬S G3 福島/芝1800m |
23/01/14 14愛知杯 G3 中京/芝2000m |
22/12/17 9ターコイズ G3 中山/芝1600m |
22/10/16 13秋華賞 G1 阪神/芝2000m |
2 | 3 | 87.9 |
牝4 美 南田美知 |
55.0 |
151.9 ⑮ |
24/03/10 9房総特別 2勝 中山/芝1800m |
24/02/11 6太宰府特別 2勝 小倉/芝1800m |
24/01/28 1日田特別 1勝 小倉/芝1800m |
23/11/19 4福島/芝2000m |
23/11/05 2三春駒特別 1勝 福島/芝2000m |
23/10/21 8岩船特別 1勝 新潟/芝2200m |
23/09/03 3札幌/芝1800m |
23/08/12 1札幌/芝2000m |
2 | 4 | 89.8 |
牝4 栗 高橋康之 |
55.0 |
121.6 ⑭ |
24/03/31 13キタサンブ 3勝 阪神/芝1400m |
24/03/16 9豊橋S 3勝 中京/芝1600m |
24/01/28 1京都/芝1600m |
24/01/14 4京都/芝1400m |
23/12/02 9中京日経賞 2勝 中京/芝1600m |
23/11/19 15東京/芝1400m |
23/10/14 9京都/芝1400m |
23/09/30 5阪神/芝1400m |
3 | 5 | 91.1 |
牝4 美 小笠倫弘 |
55.0 |
60.8 ⑬ |
23/09/10 11京成杯AH G3 中山/芝1600m |
23/07/30 6クイーンS G3 札幌/芝1800m |
23/04/09 18桜花賞 G1 阪神/芝1600m |
23/03/12 1アネモネS L 中山/芝1600m |
23/02/04 1春菜賞 1勝 東京/芝1400m |
22/11/13 1東京/芝1400m |
22/10/22 2東京/芝1400m |
22/07/09 2函館/芝1200m |
3 | 6 | 90.8 |
牝5 美 深山雅史 |
55.0 |
46.8 ⑪ |
24/03/17 16スピカS 3勝 中山/芝1800m |
24/02/11 12初音S 3勝 東京/芝1800m |
23/12/09 6常総S 3勝 中山/芝1800m |
23/11/12 7ユートピア 3勝 東京/芝1800m |
23/10/22 5甲斐路S 3勝 東京/芝2000m |
23/09/17 5レインボー 3勝 中山/芝1800m |
23/07/29 13STV賞 3勝 札幌/芝2000m |
23/07/08 3阿武隈S 3勝 福島/芝1800m |
4 | 7 | 92.5 |
牝6 美 勢司和浩 |
55.0 |
202.6 ⑯ |
23/10/14 12府中牝馬S G2 東京/芝1800m |
23/09/03 8新潟記念 G3 新潟/芝2000m |
23/07/15 1関ケ原S 3勝 中京/芝2000m |
23/06/24 5江の島S 3勝 東京/芝2000m |
23/04/02 除外美浦S 3勝 中山/芝2000m |
23/03/19 6スピカS 3勝 中山/芝1800m |
23/02/04 6早春S 3勝 東京/芝2400m |
22/12/04 7逆瀬川S 3勝 阪神/芝1800m |
4 | 8 | 93.1 |
牝5 美 上原博之 |
55.0 |
20.3 ⑧ |
24/01/13 13愛知杯 G3 小倉/芝2000m |
23/12/16 16ターコイズ G3 中山/芝1600m |
23/11/12 4福島記念 G3 福島/芝2000m |
23/07/30 2クイーンS G3 札幌/芝1800m |
23/04/22 13福島牝馬S G3 福島/芝1800m |
23/03/11 8中山牝馬S G3 中山/芝1800m |
23/01/14 1壇之浦S 3勝 小倉/芝1800m |
22/11/20 1五色沼特別 2勝 福島/芝1800m |
5 | 9 | 87.6 |
牝4 美 和田正一 |
55.0 |
50.7 ⑫ |
24/01/06 17日刊中山金 G3 中山/芝2000m |
23/10/15 7秋華賞 G1 京都/芝2000m |
23/09/09 9紫苑S G2 中山/芝2000m |
23/05/21 13優駿牝馬 G1 東京/芝2400m |
23/04/09 10桜花賞 G1 阪神/芝1600m |
23/03/18 1フラワーC G3 中山/芝1800m |
23/02/26 1デイジー賞 1勝 中山/芝1800m |
23/01/14 8菜の花賞 1勝 中山/芝1600m |
5 | 10 |
牝4 栗 千田輝彦 |
55.0 |
6.3 ② |
24/02/10 4飛鳥S 3勝 京都/芝2000m |
24/01/21 1北大路特別 2勝 京都/芝2000m |
23/11/04 2衣笠特別 2勝 京都/芝2000m |
23/10/14 2北野特別 2勝 京都/芝2000m |
23/09/09 4紫苑S G2 中山/芝2000m |
23/08/06 3HTB賞 2勝 札幌/芝1800m |
23/05/21 18優駿牝馬 G1 東京/芝2400m |
23/04/23 11フローラS G2 東京/芝2000m |
|
6 | 11 |
牝6 栗 武幸四郎 |
55.0 |
6.8 ③ |
24/03/09 6中山牝馬S G3 中山/芝1800m |
24/01/13 2愛知杯 G3 小倉/芝2000m |
23/10/08 6トルマリン 3勝 京都/ダ1800m |
23/08/27 4小倉日経O OP 小倉/芝1800m |
23/08/13 3博多S 3勝 小倉/芝1800m |
23/03/18 11豊橋S 3勝 中京/芝1600m |
23/02/12 2初音S 3勝 東京/芝1800m |
23/01/14 3壇之浦S 3勝 小倉/芝1800m |
|
6 | 12 | 92.1 |
牝5 栗 矢作芳人 |
55.0 |
30.4 ⑩ |
24/03/16 1豊橋S 3勝 中京/芝1600m |
23/12/24 13サンタS 3勝 阪神/芝2000m |
23/12/03 16元町S 3勝 阪神/芝1800m |
23/11/12 2ユートピア 3勝 東京/芝1800m |
23/06/17 1京橋特別 2勝 阪神/芝2000m |
22/09/18 4ローズS G2 中京/芝2000m |
22/07/16 1都井岬特別 1勝 小倉/芝2000m |
22/03/05 7チューリッ G2 阪神/芝1600m |
7 | 13 | 94.5 |
牝4 栗 武幸四郎 |
55.0 |
13.0 ⑥ |
24/02/04 3小倉日経O OP 小倉/芝2000m |
23/12/16 5ターコイズ G3 中山/芝1600m |
23/07/30 9クイーンS G3 札幌/芝1800m |
23/05/21 17優駿牝馬 G1 東京/芝2400m |
23/04/09 8桜花賞 G1 阪神/芝1600m |
23/01/08 1シンザン記 G3 中京/芝1600m |
22/11/12 1東京/芝1600m |
|
7 | 14 | 94.6 |
牝5 美 小島茂之 |
55.0 |
24.4 ⑨ |
24/03/09 4中山牝馬S G3 中山/芝1800m |
24/01/13 9ニューイヤ L 中山/芝1600m |
23/12/16 2ターコイズ G3 中山/芝1600m |
23/10/28 1紅葉S 3勝 東京/芝1600m |
23/09/02 5日高S 3勝 札幌/芝1500m |
23/07/09 4五稜郭S 3勝 函館/芝1800m |
23/05/14 3弥彦S 3勝 新潟/芝1800m |
23/03/26 5春興S 3勝 中山/芝1600m |
8 | 15 | 95.0 |
牝4 美 竹内正洋 |
55.0 |
6.9 ④ |
24/03/09 3中山牝馬S G3 中山/芝1800m |
24/01/14 10日経新春杯 G2 京都/芝2400m |
23/11/12 9エリザベス G1 京都/芝2200m |
23/10/14 10府中牝馬S G2 東京/芝1800m |
23/05/21 5優駿牝馬 G1 東京/芝2400m |
23/04/09 6桜花賞 G1 阪神/芝1600m |
22/12/11 2阪神JF G1 阪神/芝1600m |
22/10/10 1東京/芝1600m |
8 | 16 | 92.0 |
牝4 美 大竹正博 |
55.0 |
10.3 ⑤ |
24/01/20 1初富士S 3勝 中山/芝2000m |
23/12/24 6サンタS 3勝 阪神/芝2000m |
23/10/15 15秋華賞 G1 京都/芝2000m |
23/09/09 10紫苑S G2 中山/芝2000m |
23/04/09 1忘れな草賞 L 阪神/芝2000m |
23/02/11 5クイーンC G3 東京/芝1600m |
22/12/17 1中山/芝2000m |
22/06/26 6東京/芝1600m |
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◆ウインピクシス・上原博師「ひと息入れて背腰の状態が良くなった。スムーズに自分の競馬ができれば」
◆エミュー・和田郎師「肺出血で休んでいたが、冬毛も抜けて日増しに体調はアップ」
◆エリオトローピオ・深山師「格上挑戦だが、しまいを生かせれば。福島も得意」
◆エリカヴィータ・国枝師「捉えどころがないけど、体調は良好」
◆キミノナハマリア・千田師「1800メートルはベスト。少しでも馬場が渋ればチャンスはある」
◆グランベルナデット・大竹師「状態は良さそう。早めに抜け出して押し切る競馬が理想」
◆コスタボニータ・杉山佳師「少し荒れた芝は合うし、距離、馬場を含めていいと思います」
◆シンリョクカ・竹内師「体重が減らなくなり、たくましくもなっている。楽しみ」
◆タガノパッション・武幸師「前走も悪い競馬ではなかったし、今回の方が条件はいいと思う」
◆ピンクジン・南田師「上のクラスが相手だが、福島は合っている」
◆ファユエン・勢司師「暖かくなるここまで待った。完璧ではないが、次につながれば」
◆ペイシャフラワー・高橋康師「一瞬の脚はあるので、コース形態は良さそう」
◆ライトクオンタム・武幸師「前走は馬場が悪かったが、3着に頑張った。いい馬場なら期待できる」
◆ラリュエル・田代厩務員「思ったより時計は出たけど、それだけ具合のいい証拠だと思う。気温(の上昇)とともに馬も良くなってきた」
福島で行われた直近9回(2014~2020、2022~2023年)の1~2着馬18頭の前走使用距離を確認すると、芝1800m、芝2000mの2通りに集約される。前走のレース内容を比較する際は、当時の距離もチェックしておきたい。
(減点対象馬)
④ペイシャフラワー ⑫ラリュエル
福島で施行された直近9回の1~2着馬18頭の前走をクラス(レース格)で分けると、G3、OP特別、3勝クラス(旧1600万下)、2勝クラス(旧1000万下)の4組に絞られる。近年の傾向を重くみるならば、G1やG2からの参戦馬は扱いに注意したほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
⑦ファユエン
前走の着順については、左回りの重賞なら問わないが、右回りの重賞であれば1桁、それ以外の場合は3着以内(回りの左右は不問)が理想。福島施行の直近9回において、この条件を満たしていなかった左回り重賞以外からの臨戦馬は、いずれも3着以下に敗れている。
(減点対象馬)
③ピンクジン ④ペイシャフラワー ⑤トーセンローリエ ⑥エリオトローピオ ⑨エミュー ⑩キミノナハマリア
福島施行の直近9回、G1 3着以内歴を有していた実績上位馬を除くと、近3走とも芝のレースで4着以下に敗れていた馬が、福島牝馬Sで2着連対圏入りしたケースはゼロ。該当馬は過信禁物とみるべきだろう。
(減点対象馬)
②エリカヴィータ ⑤トーセンローリエ ⑥エリオトローピオ ⑧ウインピクシス ⑨エミュー
福島で行われた直近9回の1~2着馬18頭のうち、17頭には芝1800mでの1着歴、もしくは芝1800mの重賞で2~3着かタイム差0秒2以内の善戦・好走経験があった。例外の1頭は、芝1800m戦未経験馬。芝1800mのレースに出走経験がありながらも、先述の距離実績をクリアしていない馬は評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
②エリカヴィータ ⑤トーセンローリエ ⑬ライトクオンタム
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2020年はU指数13位で13番人気のリープフラウミルヒが2着、11位で15番人気のランドネが3着に激走して大波乱となったが、例年は高指数馬の活躍が顕著で、指数上位勢をそのまま評価できるレースとなっている。とくに1着に関しては、直近5年すべてが4位以内、そのうち2回が1位というように、信頼度の高さを見せつけている。2021年1着のディアンドル(1位、7番人気)や2023年1着のステラリア(2位、8番人気)のように、能力が高いにもかかわらず人気を集めなかった例もあるので、配当妙味のある馬の好走に期待したいところだ。
一長一短のメンバーが集まった難解な一戦だが、U指数1位にランクされた①コスタボニータ(95.5)を外すわけにはいかないだろう。オープン入り後、重賞やリステッドで上位好走を重ねてきており、大きく崩れることはほとんどない。岩田望来騎手がわざわざ福島まで騎乗しにいく点も高評価の材料。アタマ鉄板とはいかずとも、3連勝の軸としてはかなり信頼できると判断したい。
これに続くのが、2走前に愛知杯2着歴のある2位⑪タガノパッション(95.3)と、前走の中山牝馬S3着で地力のあることを示した3位タイ⑮シンリョクカ(95.0)。そして最後に、前走の小倉日経オープン3着で復調気配を感じさせた6位⑬ライトクオンタム(94.5)を押さえておく。
2018年キンショーユキヒメ、2019年デンコウアンジュとメイショウサムソン産駒が別馬で2連覇していることが最たる例といえるが、福島牝馬ステークスはSadler's Wellsを筆頭に欧州血脈の底力が活きやすい傾向にある。なお、2022年の勝ち馬アナザーリリックは父リオンディーズ、2023年の勝ち馬ステラリアは母の父Motivatorを介してSadler's Wellsの血を引いていた。
一方、苦戦傾向にあったのがディープインパクト直仔で、延べ18頭(1~2番人気は5頭)が出走して「0-4-3-11」(2021年の新潟開催含む)と勝利をつかめなかった。しかし、2023年には後継種牡馬であるキズナの産駒が勝利。前述のとおり、ステラリア(父キズナ)は母の父がMotivatorであることに留意したいが、今後ディープインパクトも孫世代からは勝ち負けとなる馬が続出するかもしれない。
トーセンローリエは、父サトノクラウン×母トーセンナチュラル(母の父メイショウサムソン)。母の父に配されたメイショウサムソンは種牡馬として存在感を放つ血脈であり、「母の父Sadler's Wells系」の観点からも昨年の勝ち馬ステラリアを引き合いに出しやすい。近親には福島で施行された01年新潟大賞典で3着のクラフトマンシップ。本馬自身、中山でアネモネSを勝ち、札幌のクイーンSで6着と器用さがあるので、初の福島も合いそう。
タガノパッションは、父キングカメハメハ×母アドマイヤシルク(母の父シンボリクリスエス)。同産駒からは11年3着ソウルフルヴォイス、14年1着ケイアイエレガントが出ているが、後者とは母系でSeattle SlewやRobertoの血を引く血統構成にも共通点を見いだせる。また、本馬は近親レクレドールが05年3着、06年5着と福島牝馬Sで上位を賑わせていた。直近2走は重賞で勝ち馬から0秒1、0秒3差。展開次第ではアタマまである。
ウインピクシスは、父ゴールドシップ×母コスモアクセス(母の父ロージズインメイ)。ステイゴールド直系は勝ち馬こそ出ていないが、09年2着アルコセニョーラが11番人気、20年2着リープフラウミルヒが13番人気と人気薄で激走。また、直近2年は父と「父×母の父」が共通するオルフェーヴルの産駒(クリノプレミアム)が22年2着、23年3着。本馬自身、昨年は3番人気に推されたほどで、当該コースで2勝の実績からも見限れない。
G1のヴィクトリアマイルにつながる芝1800mの牝馬限定重賞。ローカル開催ということもあり出走馬の顔ぶれは例年地味だが、第7回(2010年)には2年前の桜花賞馬・レジネッタが参戦し、その桜花賞ぶりとなる久々の勝利を挙げた。第9~10回(2012~2013年)はオールザットジャズが連覇。過去に本番でも好走した勝ち馬は第6回(2009年)のブラボーデイジー(ヴィクトリアマイルは11番人気2着)に限られるが、第12回(2015年)5着のミナレットが18番人気3着、第14回(2017年)4着のデンコウアンジュが11番人気2着、と近年は福島牝馬ステークスで負けた馬が巻き返し、ヴィクトリアマイルで超大穴をあけるケースが目立つ。