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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 8 | 牝4 | 54.0 | C.ルメー | 栗 松下武士 | 508(+4) | 1.07.2 | 1.9 | 1 | 34.0 | ②② | |||
2 | 8 | 15 | 牡3 | 54.0 | 福永祐一 | 栗 音無秀孝 | 536(+8) | 1.07.2 | クビ | 4.6 | 2 | 33.3 | ⑥⑥ | ||
3 | 7 | 14 | 牡5 | 56.0 | 岩田康誠 | 栗 藤沢則雄 | 488(0) | 1.07.4 | 1 1/4 | 10.3 | 4 | 33.8 | ④④ | ||
4 | 5 | 10 | 牡6 | 56.0 | 浜中俊 | 栗 池江泰寿 | 508(-2) | B | 1.07.4 | ハナ | 15.1 | 6 | 32.6 | ⑮⑬ | |
5 | 6 | 11 | 牝5 | 54.0 | 松山弘平 | 栗 安田隆行 | 470(+8) | 1.07.6 | 3/4 | 7.0 | 3 | 34.0 | ④④ | ||
6 | 1 | 2 | 牝4 | 54.0 | 鮫島克駿 | 美 栗田徹 | 482(+6) | 1.07.7 | 3/4 | 36.7 | 8 | 33.5 | ⑧⑧ | ||
7 | 3 | 5 | 牡4 | 56.0 | 石橋脩 | 栗 西村真幸 | 470(-12) | 1.07.7 | ハナ | 29.1 | 7 | 32.7 | ⑮⑮ | ||
8 | 8 | 16 | 牡7 | 56.0 | 岩田望来 | 栗 石坂公一 | 498(-2) | 1.07.8 | クビ | 195.4 | 14 | 33.1 | ⑫⑫ | ||
9 | 4 | 7 | セ7 | 56.0 | 富田暁 | 美 鹿戸雄一 | 450(0) | 1.07.8 | クビ | 249.9 | 16 | 33.2 | ⑪⑩ | ||
10 | 7 | 13 | 牡5 | 56.0 | 丸田恭介 | 美 宗像義忠 | 486(-6) | 1.08.0 | 1 | 65.2 | 11 | 33.0 | ⑮⑮ | ||
11 | 8 | 17 | 牝3 | 52.0 | 和田竜二 | 栗 渡辺薫彦 | 466(+4) | 1.08.0 | クビ | 52.4 | 9 | 33.5 | ⑩⑩ | ||
12 | 1 | 1 | 牝4 | 54.0 | 川須栄彦 | 栗 梅田智之 | 444(-2) | 1.08.1 | クビ | 107.5 | 12 | 33.1 | ⑭⑮ | ||
13 | 2 | 3 | 牡4 | 57.0 | M.デムー | 栗 斉藤崇史 | 518(+2) | 1.08.2 | 3/4 | 14.6 | 5 | 34.3 | ⑥⑥ | ||
14 | 2 | 4 | 牡7 | 56.0 | 武豊 | 栗 庄野靖志 | 472(0) | B | 1.08.3 | 1/2 | 53.8 | 10 | 33.5 | ⑫⑬ | |
15 | 6 | 12 | 牡4 | 56.0 | 幸英明 | 栗 本田優 | 460(-8) | 1.08.4 | 3/4 | 188.0 | 13 | 34.2 | ⑨⑧ | ||
16 | 5 | 9 | 牡5 | 57.0 | 菱田裕二 | 栗 矢作芳人 | 490(-7) | 1.08.4 | クビ | 207.9 | 15 | 35.2 | ②② | ||
17 | 3 | 6 | 牝5 | 54.0 | 斎藤新 | 美 斎藤誠 | 474(+2) | 1.08.6 | 3/4 | 277.0 | 17 | 35.7 | ①① |
ラップタイム | 11.9 - 10.3 - 10.7 - 10.9 - 11.1 - 12.3 |
---|---|
前半 | 11.9 - 22.2 - 32.9 - 43.8 - 54.9 |
後半 | 55.3 - 45.0 - 34.3 - 23.4 - 12.3 |
■払戻金
単勝 | 8 | 190円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 8 | 110円 | 1番人気 |
15 | 150円 | 2番人気 | |
14 | 230円 | 4番人気 | |
枠連 | 4-8 | 550円 | 1番人気 |
馬連 | 8-15 | 590円 | 1番人気 |
ワイド | 8-15 | 250円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
8-14 | 430円 | 3番人気 | |
14-15 | 680円 | 7番人気 | |
馬単 | 8-15 | 890円 | 2番人気 |
3連複 | 8-14-15 | 1,790円 | 2番人気 |
3連単 | 8-15-14 | 5,320円 | 4番人気 |
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土曜日の中京芝のレース結果、中京芝1200mで行われた最近の重賞競走の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
今週は水曜日から木曜日にかけて50.5ミリの雨量を記録。土曜日も明け方に雨が降るあいにくの空模様。開催前に雨は止んだものの、芝コースは含水多めのコンディションでスタートした。だが、開催中の降雨がなかったことや気温の上昇も手伝って、終日良馬場(JRA発表)を維持している。
4回中京開催終了後に実施した馬場内側部分の芝の張り替えと、その後の生育度合いの関係で、見た目に少々ムラがあるものの、土曜日早朝のクッション値(JRA発表)は10.7と「やや硬め」。中間の雨量を鑑みれば、かなり硬い水準で、路盤の状態は上々の部類と推察される。
土曜日に施行された芝競走5鞍を振り返ると、中~外枠がやや優勢。3着以内15頭中12頭が4枠より外の馬となっている。8Rと10Rで1~2枠馬が勝利を収めており、一見すると内枠主導のように思えるが、この2頭はともに1番人気。配当的な期待値を考慮すれば、内枠有利とは言い難いものがある。
脚質に目を向けると、勝ち馬の4角通過順位は4、2、6、2、7番手。待機勢がそれなりに頑張ってはいるものの、4角8番手以下の2着連対圏入りはなく、中団より前めの位置に付けられる馬が優位であるのは確か。少なくとも外差しがガンガン決まるコンディションではない。
日曜日の天気は不安定。だが、相当の雨量でもない限りは、土曜日の傾向を踏襲する可能性は高い。それゆえ、無理なく加速可能な位置を確保できそうな先行~好位差しタイプを上手に狙いたいところだ。
枠順に関しては読みづらい面もあるが、包まれない位置からスムーズに運ぶ馬が有利という状況を踏まえると、中~外枠が引き続き優位に立つことも考えられる。よって、4~8枠に対する意識を高めたほうがいいのではないか。
血統的には、中京芝1200mで施行された最近の重賞(葵ステークス、高松宮記念、シルクロードS、セントウルS、CBC賞)を参考にすると、ストームバードの血を引く馬が攻勢。3代内にストームバード系種牡馬を保持する馬が7連勝中と、抜群の存在感を放っている。条件を満たす馬は積極的に狙っていきたいところだ。
ただ、出走メンバーと照らし合わせてみると該当馬が多い印象。もうひとつフィルターをかけて、過去5年のセントウルSの2着以内延べ10頭すべてに共通する、同年のJRA重賞で5着以内の善戦・好走歴を持つ馬を重視したい。
今回の出走馬で、血統面と先述した馬場傾向(4~8枠)の要点をともに満たしているのは、⑪カレンモエ1頭のみ。従って当欄では、⑪カレンモエを本命に指名する。
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日曜日に行われる産経賞セントウルSの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ボンボヤージ【B】
栗東P単走。メンバー唯一の木曜追い。上がり重点の調整を施し、馬場の外めをテンポ良く駆け抜けた。走りやすいポリトラックということを差し引いても、しまいのラップは合格点レベル。少なくとも前回の中間時より雰囲気はいい。
②シャインガーネット【B】
美浦南W単走。折り合い重点の調整ながらも、この馬としては我慢が利いており、ストライドもそれなりに伸びている。身のこなしも軽く、休養前より状態は良さそう。実戦でもテンションを維持できれば、面白い存在になるかもしれない。
③ラウダシオン【A】
栗東CW単走。しまい重点の調整ながら、気負うところなく制御の利いた走りを見せた。頭の位置こそ高めだが、しなやかな身のこなしが目を引き、踏み込みも力強い。それでいて脚の運びは軽快そのもの。好仕上がり。
④レッドアンシェル【B】
栗東坂路併走。小倉遠征から中2週の間隔を考慮して、しまいを少し伸ばす程度の軽めの調整。1週前に速い時計を出しており、これで十分という陣営の判断なのだろう。中間の内容を確認する限り、疲れや反動は感じられず、順当に気配を上げてきているように思える。
⑤タイセイビジョン【B】
栗東CW単走。頭の位置が安定せず、ハミ受けが浅いところは相変わらず。とはいえ、全体的に見ればバランス良く動けている印象。馬場の外めを回ったことを思えば、走破時計も悪くない。この馬なりに順調だろう。
⑥シャンデリアムーン【C】
美浦坂路単走。コーナーまでは活気良く進んでいたが、手ごたえの割に追われてからの伸び脚は今一歩。力みなく走れていることは評価できるものの、強豪集う別定G2で上位争いに加わるには、もう一段階上の変わり身がほしい。
⑦ベストアクター【C】
美浦坂路併走。落ち着きがあるのはいいのだが、頭の位置が高く、ハミ受けも今ひとつ。体幹と四肢の連動性を欠くような動きが多く、伸びそうで伸び切れない印象。本調子を取り戻すには、もう少し時間が必要かもしれない。
⑧レシステンシア【B】
栗東坂路単走。手前を替えると、2~3完歩ほど不正駈歩(前肢と後肢の手前が違うこと)に。ただ、さほどの減速はなく、ひと頃より立ち直りも早い。許容範囲の部類と考えるべきだろう。それを除けば、走りの質は高く、体調も良さそうに映る。動ける態勢と判断したい。
⑨ジャスティン【C】
栗東坂路単走。序盤から意欲的に攻めて、4ハロン自己ベストを記録したが、ラスト1ハロンは13秒8と大きく失速。もう少しメリハリがほしいように思える。1週前、今週と続けてビッシリ追えたことについては評価できる反面、急仕上げの感も否めない。
⑩ジャンダルム【A】
栗東坂路併走。折り合い良く、安定したフォームで力強く登坂。鞍上の仕掛けに対する反応も鋭い。最後は同入の形になったが、追えば伸びそうな余力を十分に残していたので、不安視する必要はない。実戦を1度使って、確実に状態は上向いている。
⑪カレンモエ【A】
栗東坂路併走。流す程度の内容ながら、14.8-13.8-12.8-12.5のラップを無理なく刻んできた。前肢の出が少し窮屈に映るが、それは併走馬に歩調を合わせたから。深刻に捉える必要はない。適度な活気もあり、体調の良さが窺える。力を出せる態勢とみたい。
⑫メイショウチタン【C】
栗東CW単走。序盤から飛ばしていたため、最後に甘くなるのは仕方がないとしても、嫌がるような感じで内側にモタれてしまったのは気になるところ。G2で好勝負を見込めるほどのデキに達しているとは思えず、一変まではどうか。
⑬ナランフレグ【C】
美浦南W単走。使い込むと四肢のさばきに硬さが出やすい馬だが、その兆候は見られない。ただ、スピードに乗りかけたところで、バランスを崩してしまったのは気がかり。消化不良の感が強く、評価は上げづらい。
⑭クリノガウディー【B】
栗東坂路単走。前半は推進力が上に逃げる完歩が目についたが、中盤以降の走りはスムーズ。身体を柔らかく使って、のびのびと動けていた。体調は良さそうなので、あとは本番で常識にかかるかどうか。そのあたりが焦点となる。
⑮ピクシーナイト【B】
栗東坂路併走。気負いが過ぎるようにも映るが、脚元の動きは滑らかで、それなりに制御も利いている。春先と比べて、走りに力強さが増したことも好印象。仕上がりは良さそうなので、あとは実戦で気分を損ねず運べるか否か。その1点に尽きよう。
⑯ラヴィングアンサー【B】
栗東坂路単走。頭の位置こそ高いが、軸のブレが少ないフォームを最後まで維持していた点は好感。脚いろが衰え始めたところで、鞍上が気合を入れると、再び気勢を上げたことも一定の評価ができる。まずまずの仕上がり具合ではないか。
⑰シゲルピンクルビー【B】
栗東坂路単走。しまい重点の内容ながら、まずまずの伸び脚を示した。ややフォームの安定性に欠けるが、脚さばきは力強く、活気も十分。急上昇とはいかないまでも、デキは決して悪くない。
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◆カレンモエ・安田隆師「この時期はいいと思う。何とかタイトルを」
◆クリノガウディー・藤沢則師「今回も一瞬の脚を生かしてくれれば」
◆シゲルピンクルビー・渡辺師「前走は6ハロンの流れに対応できていた」
◆ジャスティン・安藤助手「芝に対応できるスピードがある」
◆ジャンダルム・兼武助手「2走前に距離適性はみせている」
◆シャンデリアムーン・斎藤誠師「持ち味のスピードを生かせれば」
◆タイセイビジョン・余田助手「中京は走りやすいと思います」
◆ナランフレグ・丸田騎手「使うと硬くなりがちだが、それがない」
◆ピクシーナイト・音無師「スプリンターズSに出たいので結果を」
◆ベストアクター・鹿戸師「母はこの距離を得意としていたので対応は可能」
◆ボンボヤージ・川須騎手「引き続きいい状態です」
◆メイショウチタン・本田師「開幕週で時計が速くなるとどうかだね」
◆ラヴィングアンサー・金折助手「はまればいい脚を使ってくれる」
◆ラウダシオン・斉藤崇師「反応も息遣いも良くなりました」
◆レシステンシア・松下師「休み明けでも動ける」
◆レッドアンシェル・庄野師「前走は少し斤量がこたえたかな」
★産経賞セントウルSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
2011年以降(2011~2019年は阪神で施行)の1~3着馬の馬齢をみると、3歳から7歳の範囲。ただし、6歳以上かつ牡・せん馬の2着連対圏入りは、前走重賞1着馬に限られる。その点には注意したい。
(減点対象馬)
④レッドアンシェル ⑦ベストアクター ⑩ジャンダルム ⑯ラヴィングアンサー
2011年以降、牡・せん馬の7勝を含む14連対に対し、牝馬は3勝を含む6連対とやや劣勢。さらにいえば牝馬で2着以内に入った6頭は、いずれも前走重賞ひとケタ着順馬。前走が非重賞、または重賞10着以下だった牝馬は過信禁物とみるべきだろう。
(減点対象馬)
①ボンボヤージ ⑥シャンデリアムーン
2011年以降の1~2着馬の前走使用距離を検証すると、芝1000m、芝1200m、芝1600mの3パターンに絞られる。これ以外のステップを踏んでいた馬は、2着連対圏に達していない。
(減点対象馬)
②シャインガーネット ⑨ジャスティン ⑬ナランフレグ ⑭クリノガウディー
2011年以降、前走掲示板外から巻き返して2着連対圏に入った馬は4頭。いずれも、同年のJRA・芝重賞において3着以内の好走歴があった。前走6着以下敗退馬を狙うのであれば、同年の成績をしっかりチェックしておきたいところだ。
(減点対象馬)
①ボンボヤージ ②シャインガーネット ⑥シャンデリアムーン ⑦ベストアクター ⑫メイショウチタン ⑬ナランフレグ ⑯ラヴィングアンサー
U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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過去5年の勝ち馬が、U指数1位、3位、1位、1位、1位。1着馬に関しては、指数上位が安定している。もう少し掘り下げて見ると、3位で勝利した17年ファインニードルに関しても、後の春秋スプリントG1制覇やこのセントウルS連覇達成の素質はもとより、17年参戦当時は重賞実績なしで臨んでのもの。指数的に、その他の歴戦の古豪勢に劣っていたのは致し方なく、このタイプには要注目といえよう。まずは1位に注目、そして指数的に低く出る理由を抱えつつも2~3位に評価されているようなタイプはチャンスあり、ここが最初の切り口となる。
その一方で、2着以下に目を向けるとここ2年連続でヒモ荒れ様相。U指数的にも、一昨年11位→5位、昨年は指数順位11位→13位の2~3着勢となって波乱含みが続いている。18年以前も、グレイトチャーター(8位、3着)、ラインミーティア(13位、2着)、ラヴァーズポイント(12位、3着)らが、低指数、世間の低評価の双方を覆す激走を見せていて、夏場使われてきた組と、ここを叩き台に再び最高峰舞台を目指す組とがぶつかり合うシーンで、どちらの期待値が高いかは明白。U指数的チョイスにおいても工夫が求められるゾーンだが、それらを念頭に置きつつうまく的中に結び付けたい。
1位にランクされ、2位に2.3の指数差をつける⑧レシステンシア(101.8)は外せない存在。初の1200m戦参戦でG1・2着を果たした高松宮記念と同舞台で、昨秋と異なり順調に復帰戦を迎えるここは、期待に応えてくれることだろう。2位に位置づける⑮ピクシーナイト(99.5)も、3歳ということを思えば立派な指数評価と言えよう。当競走での3歳馬指数順位として、近年では最高位での出走となり、注目の存在となる。
それ以外では、「指数、人気ともにひと筋縄ではいかない」レース像に照らし合わせることに徹底して、上位勢はあえて軽視。6位以下に目を向け、休み明けではない組の中から7位⑬ナランフレグ(98.5)、12位⑰シゲルピンクルビー(96.3)をマークしたい。前者は開幕週ゆえ嫌われるだろうが舞台適性に一日の長あり、後者は3歳牝馬であり斤量利があるうえ北九州記念ローテも不気味だ。
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今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に引き続きセントウルSは中京芝1200mにて行われる。直近3年以内の同コースにおける種牡馬成績は、13勝を挙げるロードカナロアが頭ひとつ抜けており、これに4勝のディープインパクトとキンシャサノキセキ、2勝のモーリスが続く。
代替開催された昨年のセントウルSにおいてもロードカナロア産駒の1番人気ダノンスマッシュが勝利。ほか、同種牡馬の産駒は中京芝1200mで21年高松宮記念(ダノンスマッシュ)、21年葵S(レイハリア)と2つの重賞を制している。なお、ロードカナロアは母の父にStorm Catの血を引く種牡馬となるが、当該コースで施行された重賞は19年高松宮記念(ミスターメロディ)からStorm Catを保持する馬が7連勝中ということも念頭に置きたい。
カレンモエは、父ロードカナロア×母カレンチャン(母の父クロフネ)。母カレンチャンは芝1400m以下の重賞を5勝(うちG1を2勝)したスプリンター。本馬は直近3走で重賞に挑戦し、京阪杯がクビ差、オーシャンSがハナ差、函館スプリントSがクビ差と惜敗の2着が続いているものの、コース不問で立ち回れる安定感には誇れるものがあるだけに、いつタイトルに手が届いても何ら不思議はないだろう。当該コースは母が12年高松宮記念を制した舞台。好相性を示すロードカナロア産駒ということも後押しとなりそうだ。
ボンボヤージは、父ロードカナロア×母ディープインアスク(母の父ディープインパクト)。ロードカナロア産駒というだけでも注目に値するが、本馬は全兄ファンタジストが芝1200mの重賞で2勝を挙げた実績があり、19年セントウルSにおいても7番人気2着と人気以上の着順で入線していた。また、中京芝1200mでは半姉コロラトゥーレ(父タイキシャトル)が21年朱雀Sで16番人気、単勝113.5倍の人気薄ながら後続に1馬身3/4差をつけて快勝していたことも気に留めておきたい。
メイショウチタンは、父ロードカナロア×母ラルティスタ(母の父マイネルラヴ)。本馬もロードカナロア産駒であることからぞんざいには扱えず、母の父に98年スプリンターズSを勝ち、芝1200mの重賞を3勝したマイネルラヴの名前があることにも惹かれるものがある。ただし、本馬の走りを鑑みると1200mでは少し急がしい印象も否めず、1400mがベストと思える戦績を残しているだけに、今回は馬場や展開のアシストが欲しいところだろう。
編集部(以下、編) 土曜日から秋競馬がスタートしました。日曜日はサマーシリーズの2重賞が組まれています。
新良(以下、新) どちらにしようか迷いましたが、産経賞セントウルSを推したいと思います。
編 わかりました。さっそくですが、推奨馬を教えてください。
新 福永祐一騎手から浜中俊騎手に乗り替わる、⑩ジャンダルムに注目しています。
編 前走の北九州記念は単勝1番人気の支持を集めながら7着と、期待を大きく裏切る結果になりました。
新 前走は初コンビの福永騎手。結果的にテン乗りが裏目に出てしまいましたね。4コーナーでは大きな距離ロスもありましたし、チグハグな競馬になっていたと思います。
編 スタートでは珍しく出遅れてしまいましたね。ゴール前はしっかりと脚を伸ばしたものの、届かずでした。
新 上位に好走した馬たちは前で競馬をしていましたからね。展開も向かなかったのでしょう。
編 今回も浜中騎手のテン乗りとなりますが、大丈夫なのでしょうか?
新 もちろん、気がかりな面はあります。ただ、前任者が出遅れて敗戦を喫しているので、今回の騎乗者は後手を踏まないように強く意識するはずです。スタートに問題のなかった馬が、急に出遅れた前回とは状況が違います。
編 そういった意識は働くでしょうね。同じ過ちは繰り返したくないです。
新 福永騎手から浜中騎手への乗り替わりということで、鞍上弱化に思われる方も多いと思います。でも心配ありません。2018年以降、浜中騎手は中京芝1200mで勝率13.3%をマーク。これは今回のメンバーだと3位の成績です。
編 そうなんですね。イメージ的にはもっと下の成績だと思っていました。
新 他の乗り替わりだと、⑪カレンモエと松山弘平騎手のコンビを選ぶ手もありました。しかし、松山騎手の成績は浜中騎手に及びません。それに人気を集めるはずなので、あまり妙味も感じません。
編 これは意外でした。断然、松山騎手だと思っていましたよ。
新 あとは、ジャンダルムが中京と相性が良さそうな点もいいですね。
編 中京は過去1戦のみ。しかも6着に敗れています。決して良いとは……。
新 昨年以降の勝ち鞍をみると、中山2勝、新潟1勝。最後の直線に坂があるコースと、左回りです。それらを兼ね備えた中京が不向きとは思えません。
編 なるほど。
新 それに、お母さんのビリーヴは高松宮記念とスプリンターズSの勝ち馬。その類まれなスプリント適性を受け継いでいれば、今回の舞台で勝ち負けになっても、まったく驚けません。
編 確かに。これは走ってくれそうな気配がプンプンしますね。
新 ここ2戦はハンデ戦で斤量も背負わされていました。別定戦の今回は多少なりとも楽になるはずですよ。
編 他馬との斤量差が縮まるのは、ジャンダルムにとって追い風になりそうですね。
新 前走で1番人気を裏切っていますから、馬券心理としては買いづらい。過剰な人気を避けられそうなのもいいですね。
編 そこをあえて狙うわけですね。
新 そうですね。阪急杯ではインディチャンプに先着していますし、力を出し切れば、G1ウイナーと互角以上に渡り合える馬です。スプリント路線に転じて3戦目。こなれてくる頃です。
編 こうして言われてみると、買わない理由が見当たらなくなってきました(笑)
新 しっかりスタートを決めれば、前走のような後ろからの競馬にはならないはずです。開幕週で前が有利な馬場になったとしても対応できる馬だと思いますよ。
編 配当妙味があって、死角も少ない。否が応でも期待は高まりますね。
新 そうですね。突き抜けるシーンがあってもおかしくないと思います。
1987年に秋の阪神開催の幕開けを飾る芝1400m重賞として創設。2000年に距離が芝1200mへと短縮されたことにより、G1のスプリンターズステークスに直結する最重要ステップレースとして位置付けられるようになった。一方、過去にセントウルステークス、スプリンターズステークスと連勝した馬は、第16回(2002年)ビリーヴ、第32回(2018年)ファインニードル、第33回(2019年)タワーオブロンドンの3頭に限られる。どちらかといえば、ここで2着以下に敗れていた馬が本番で巻き返す傾向にあることも覚えておきたい。ほか、サマースプリントシリーズに指定された2006年以降は夏競馬からの連戦で出走する馬が増加。第27回(2013年)ハクサンムーン、第28回(2014年)リトルゲルダ、第33回(2019年)タワーオブロンドンなど7頭が、ここを勝って同シリーズチャンピオンに輝いている。
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