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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 16 | 牡5 | 57.0 | 三浦皇成 | 栗 安田隆行 | 470(-6) | 1.07.9 | 3.0 | 1 | 34.1 | ④④ | |||
2 | 2 | 3 | 牝6 | 54.0 | 浜中俊 | 栗 荒川義之 | 464(+2) | 1.08.1 | 1 | 67.6 | 12 | 33.7 | ⑧⑧ | ||
3 | 4 | 7 | 牡5 | 57.0 | 北村友一 | 栗 藤原英昭 | 494(-10) | 1.08.1 | クビ | 4.1 | 2 | 34.2 | ⑤④ | ||
4 | 4 | 8 | 牡5 | 56.0 | 松山弘平 | 栗 西村真幸 | 490(0) | 1.08.2 | 3/4 | 18.1 | 8 | 33.7 | ⑧⑨ | ||
5 | 6 | 11 | 牡3 | 54.0 | 藤岡佑介 | 栗 中竹和也 | 560(+2) | 1.08.3 | 1/2 | 7.1 | 3 | 34.6 | ③③ | ||
6 | 5 | 10 | 牡5 | 56.0 | 武豊 | 栗 高橋康之 | 472(-6) | 1.08.4 | 1/2 | 17.7 | 7 | 34.2 | ⑥⑥ | ||
7 | 8 | 15 | 牡4 | 56.0 | 森裕太朗 | 栗 藤沢則雄 | 490(-2) | 1.08.5 | 1/2 | 13.7 | 6 | 33.5 | ⑫⑫ | ||
8 | 2 | 4 | 牡6 | 56.0 | 吉田隼人 | 栗 石坂正 | 498(-2) | 1.08.5 | クビ | 21.6 | 9 | 33.6 | ⑩⑩ | ||
9 | 1 | 1 | 牡8 | 56.0 | 丸田恭介 | 美 土田稔 | 486(-8) | 1.08.5 | アタマ | 174.4 | 16 | 34.3 | ⑥⑥ | ||
10 | 5 | 9 | 牡5 | 56.0 | 岩田望来 | 栗 野中賢二 | 500(+2) | B | 1.08.8 | 1 3/4 | 7.5 | 4 | 33.2 | ⑯⑰ | |
11 | 1 | 2 | 牝4 | 54.0 | 池添謙一 | 栗 笹田和秀 | 486(+4) | 1.08.8 | クビ | 91.7 | 13 | 33.6 | ⑫⑬ | ||
12 | 6 | 12 | 牡5 | 56.0 | 藤岡康太 | 栗 藤岡健一 | 484(+4) | 1.08.8 | ハナ | 124.2 | 15 | 33.7 | ⑫⑬ | ||
13 | 3 | 5 | 牡7 | 56.0 | 菱田裕二 | 美 星野忍 | 504(-4) | B | 1.08.9 | 3/4 | 204.1 | 17 | 33.5 | ⑮⑮ | |
14 | 7 | 13 | 牡6 | 56.0 | 鮫島克駿 | 栗 渡辺薫彦 | 524(-4) | 1.09.1 | 1 | 40.1 | 10 | 34.2 | ⑩⑩ | ||
15 | 7 | 14 | 牝6 | 54.0 | 藤懸貴志 | 栗 荒川義之 | 456(+6) | 1.09.1 | クビ | 97.3 | 14 | 33.7 | ⑯⑮ | ||
16 | 8 | 17 | 牝5 | 54.0 | 斎藤新 | 栗 森田直行 | 450(+10) | B | 1.09.2 | クビ | 61.6 | 11 | 35.9 | ②② | |
17 | 3 | 6 | 牡7 | 57.0 | 幸英明 | 美 上原博之 | 500(-6) | 1.09.5 | 1 3/4 | 12.7 | 5 | 36.5 | ①① |
ラップタイム | 11.8 - 10.3 - 10.9 - 11.4 - 11.6 - 11.9 |
---|---|
前半 | 11.8 - 22.1 - 33.0 - 44.4 - 56.0 |
後半 | 56.1 - 45.8 - 34.9 - 23.5 - 11.9 |
■払戻金
単勝 | 16 | 300円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 16 | 140円 | 1番人気 |
3 | 860円 | 11番人気 | |
7 | 160円 | 2番人気 | |
枠連 | 2-8 | 2,460円 | 10番人気 |
馬連 | 3-16 | 11,990円 | 35番人気 |
ワイド | 3-16 | 3,180円 | 37番人気 |
---|---|---|---|
7-16 | 320円 | 1番人気 | |
3-7 | 3,790円 | 39番人気 | |
馬単 | 16-3 | 15,420円 | 51番人気 |
3連複 | 3-7-16 | 13,680円 | 45番人気 |
3連単 | 16-3-7 | 88,430円 | 278番人気 |
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土曜日の中京芝のレース結果、近年のセントウルSおよびCBC賞の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
今週は毎日のように雨に見舞われ、土曜日も明け方に雨が降るあいにくの空模様。開催前に雨は止んだものの、芝コースは含水多めのコンディションでスタートした。だが、開催中の天気に恵まれたことや気温の上昇も手伝って、午後からは良馬場(JRA発表)に回復している。
1回中京開催終了後に実施した芝の大幅張り替えと、その後の生育度合いの関係で、見た目に少々ムラがあるものの、前開催から長く間隔があいた開幕週。加えて、野芝のみの開催ということもあって、路盤の状態は上々の部類と推察される。
ただ、土曜日の結果を振り返ると、展開面の恩恵があった馬を除くと、内ラチ沿いを進んだ先行馬が粘りを欠いたり、最内を突いた差し馬が伸びあぐねる場面も目についた。内ラチ沿いについては、開幕週のイメージとは裏腹に、コンディションが整っていない可能性もある。その点は頭に入れておいたほうがいいかもしれない。
とはいえ、外差しがガンガン決まる馬場ではなく、内~中に進路をとった馬が有利であるのは確か。そのうえ、日曜日の天候は不安定で、含水高めの状態になることも考えられる。
そうなると、道中外、直線も外という待機勢は、よほどの展開利や能力差でもないと苦しいはず。ゆえに、内め~中をうまく立ち回った馬が有利という捉え方がベター。枠順については、外過ぎず、内過ぎずの3~6枠あたりが狙い目ではないか。
血統面に関しては、今年は中京開催のため、近5年のCBC賞を参考にすると、父あるいは母父にナスルーラ系種牡馬を配する馬が攻勢。ほか、米国型のノーザンダンサー系種牡馬を父もしくは母父に持つ馬の上位入線が目立つ。条件を満たす馬は相応の評価をする必要があるだろう。
だが、今回のメンバーと照らし合わせてみると該当馬が多い印象。もうひとつフィルターをかけて、近5年のセントウルSの2着以内10頭すべてに共通する、前走で重賞に出走、なおかつ当時の単勝人気順が1ケタだった馬を重視したい。
今年の出走馬で、血統面および先述した馬場傾向(3~6枠)の要点を満たしているのは、⑨シヴァージ、⑩トゥラヴェスーラ、⑪ビアンフェ。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
日曜日に行われるセントウルステークスの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①トウショウピスト【D】
美浦南P単走。道中は活発な走りを見せていたが、徐々に蹴り込みが弱くなり、しまいにかけてトーンダウン。重賞で上位争いに持ち込めるほどのデキにあるとは言い難く、今回は割引が必要だろう。
②ノーワン【B】
栗東坂路併走。ラストは少し伸びあぐねたものの、自発的にハミをとる前向きさがあるし、脚元の動きも力強い。徐々にではあるが、いい頃の雰囲気が戻りつつある。
③メイショウグロッケ【C】
栗東CW単走。この馬らしいピッチが利いた走りが戻りつつある点は評価できる。反面、首の動きに安定感を欠き、最後まで右手前のまま。高い評価は与えづらい。
④ラヴィングアンサー【B】
栗東坂路単走。馬の多い時間帯ながらも動じることなく、一定のリズムを保って駆け上がってきた。折り合い面に不安がある馬なので、落ち着いて走れている点は好印象。着実に状態は上向いている。
⑤キングハート【C】
美浦坂路単走。加速ラップを刻んだものの、重心がブレ気味の安定しない走りで、見映えは今ひとつ。大きな変わり身は見込みづらく、厳しい戦いが予想される。
⑥セイウンコウセイ【B】
美浦南W併走。前半からいい行きっぷりを示し、最後まで集中を切らすことなく走り抜けた。仕上がり自体は悪くないので、あとは実戦で気分良く運べるかどうかが、焦点になりそうだ。
⑦ミスターメロディ【B】
栗東芝単走。最後まで集中力を保ち、水準以上のタイムをマークした。直線で手前を替えなかった点は気になるも、脚元の動きはパワフルで、鞍上の指示に対しても従順。いい仕上がり具合ではないか。
⑧タイセイアベニール【C】
栗東坂路単走。中盤までの走りは良かったが、手前が替わらず徐々にペースダウン。前半から積極的に動いたことを加味しても、高評価はしづらいものがある。一変まではどうか。
⑨シヴァージ【A】
栗東坂路単走。序盤は力みがちだったが、全体的に見れば活発に動いている印象。前回の最終追い時と比べて、身のこなしが軽く、四肢もしっかりと伸びている。力を発揮できる状態とみていい。
⑩トゥラヴェスーラ【B】
栗東坂路単走。徐々にピッチを上げ、ラストまでしっかりと脚を伸ばした。自らハミをとらない点は気になるも、脚元の動きは力強く、鞍上の合図に対する反応も悪くない。侮れない1頭だ。
⑪ビアンフェ【B】
栗東坂路単走。四肢と首の連動性を欠いているように映るが、集中を切らさずしぶとく粘っており、自身の長所は出せている印象。抜群とは言えないまでも、この馬なりに動ける態勢にある。
⑫メイショウキョウジ【C】
栗東坂路併走。それなりのラップを刻んだものの、鞍上の合図に対する反応が鈍く、スピードに乗るまでに時間を要している印象。強豪集う別定G2で、好戦できる状態にあるかといえば疑問符が付く。
⑬クライムメジャー【B】
栗東坂路単走。少しモタれるような仕草を見せるも、鞍上の合図に対する反応は鋭く、体も大きく使えている。急上昇とはいかないまでも、前回のデキを下回るということはない。
⑭フェルトベルク【C】
栗東P単走。前回の直前とほぼ同水準のタイムを記録した。激走後の反動はなさそうだが、良くも悪くもこの程度の走りを常に見せる馬。上積みを感じるまでには至らない。過度の信頼は禁物だろう。
⑮クリノガウディー【A】
栗東坂路単走。ササる素振りを出すのは相変わらずだが、制御は利いているし、タメもしっかり作れている。最終追いの雰囲気だけなら、前回よりも上。反撃あっても驚けない。
⑯ダノンスマッシュ【B】
栗東坂路単走。折り合い良く、鞍上の仕掛けに対する反応もスムーズ。少し踏み込みが甘いように映るが、軽めの調整だったことを勘案すれば、許容範囲の部類だろう。及第点の仕上がりとみていい。
⑰ラブカンプー【B】
栗東坂路併走。最後までしぶとく脚を伸ばして先着を果たした。適度な荒々しさに加え、良い意味の前進気勢が出てきたのは好材料。合格点のデキにある。
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◆キングハート・星野師 「しまいは確実にいい脚。ゲート五分なら」
◆クライムメジャー・渡辺師 「前走よりいい感じ。1200メートルの流れの方が合う」
◆クリノガウディー・森裕騎手 「いい感じ。気持ちも入ってきた」
◆シヴァージ・野中師 「開幕週の馬場がどうかだが脚は確実に使う」
◆セイウンコウセイ・上原師 「併せ馬で気合が乗ってきた。雨も苦にしない」
◆タイセイアベニール・西村師 「前走は雨の影響もあったかも」
◆ダノンスマッシュ・安田隆師 「先週はまだ体に余裕がある感じ。今週の追い切りでどれだけ絞れたか」
◆トウショウピスト・土田師 「動きはいい。(他馬に)かぶされずに競馬ができれば」
◆トゥラヴェスーラ・高橋康師 「前向きさが出るように調整」
◆ノーワン・笹田師 「前走はダートの適性がなかった」
◆ミスターメロディ・藤原英師 「いい動き。パフォーマンスは上がってくると思う」
◆メイショウキョウジ・藤岡師 「体調は変わらずいい。うまく展開などがはまれば」
◆メイショウグロッケ・荒川師 「動きは良かった。上積みはある」
◆ラヴィングアンサー・石坂正師 「動きは良かった。上積みはある」
◆ラブカンプー・森田師 「上積みはあまり感じない。中京に実績もないからね」
★産経賞セントウルSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
2010年以降(すべて阪神開催)の1~3着馬の馬齢をみると、3歳から7歳の間で収まっている。ただし、6歳以上の2着連対圏入りは前走重賞1着馬に限られるので、その点には注意したい。
2010年以降、牡・せん馬の7勝を含む15連対に対し、牝馬は3勝を含む5連対とやや劣勢。さらにいえば牝馬で2着以内に入った5頭は、いずれも前走重賞3着以内馬。前走が非重賞出走、または重賞4着以下だった牝馬が、勝ち負け争いに加わるのはかなり難しい。
2010年以降、前走で国内戦に出走し、その際の単勝人気順が2ケタだった馬が、当レースで2着以内に入ったケースはゼロ。該当馬に手を出すのはリスクが高い。
2010年以降、前走6着以下敗退から巻き返して2着連対圏に入った馬は3頭。いずれも3歳馬だった。前走が掲示板外だった4歳以上の馬は苦戦を強いられている。
16位かつ10番人気で勝利した2015年のアクティブミノルを例外中の例外とすると、1着馬に関しては指数上位が優勢で、ここ4年は1~3位かつ1番人気という点で共通する。1位にランクされ、1番人気が確実視されているダノンスマッシュ(102.7)を外すという選択肢はないと言えそうだ。U指数的には不動の中心と評価するのが適当だろう。当該コースは2戦していずれも着外だが、G1高松宮記念における結果なので度外視して構わない。
対する2着と3着は指数上位で安泰というわけではないものの、二桁人気が1頭も馬券に絡んでいない点は大きな特徴。下位を視野に入れるのはOKだが、あまりに評価の低い馬には期待しないほうがいい。
ダノンスマッシュ以外でピックアップしたいのは、今年の高松宮記念で1位入線を果たした6位のクリノガウディー(98.2)、古馬初対戦の3歳馬ゆえに指数は伸びていないが、実績的には侮れない16位(除外対象馬を除くと15位)のビアンフェ(93.2)、近走不振ながら突如激走するシーンを何度も見せてきた4位のセイウンコウセイ(99.7)の3頭だ。
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今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、セントウルSは中京芝1200mを舞台に行われる。直近3年以内の同コースにおける種牡馬成績は、8勝を挙げるディープインパクトに、6勝のロードカナロア、3勝のブラックタイドが続く。スプリント戦にもかかわらず、ディープインパクト・ブラックタイド全兄弟が幅を利かせていることは特徴と言えるだろう。ただし、高松宮記念-G1となるとサンデーサイレンス直系種牡馬の産駒は分が悪く、アドマイヤムーンやSpeightstown、Scat Daddyといったアメリカ血脈のスピードを強調できる種牡馬の産駒が優勢。
シヴァージは、父First Samurai×母Indian Bay(母の父Indian Charlie)。2代母Buy the Barrelは08年アレールデュポンディスタフS-米G2の勝ち馬で、94年府中牝馬S-G3・2着ノーブルアクションなどが出たMiss Francescaに遡る牝系。短距離の差し脚は重賞級だが、どうしても展開やコースに左右されてしまう。父がStorm Cat直系であることを強調しやすいだけに、あとは時計を要する渋った馬場になって欲しい。
トゥラヴェスーラは、父ドリームジャーニー×母ジャジャマーチャン(母の父アドマイヤコジーン)。母は07年スプリンターズS-G1を制したアストンマーチャンの全妹。なお、母の父アドマイヤコジーンは産駒のマジンプロスパーが12・13年とCBC賞-G3を連覇している。本馬は軽い馬場を得意としており、好走例も良馬場に限られる。タフな小倉の馬場状態が応えた前走だけでは見限れず、馬場次第では再考する余地がありそうだ。
ビアンフェは、父キズナ×母ルシュクル(母の父サクラバクシンオー)。15年新潟大賞典-G3を制したダコールの甥で、半姉ブランボヌールは15年函館2歳S-G3、16年キーンランドC-G3を制したスプリンター。本馬も母系の短距離適性が色濃く出ているのか、ズブくなりやすいキズナ産駒、しかも550kgを超える馬体でも重苦しさを感じさせないスピードがある。舞台相性の良い血を多く引くことにも好感を持てるので、初の古馬戦でも自分の競馬に徹することができれば。
(文・シンヤカズヒロ)
1987年に秋の阪神開催の幕開けを飾る芝1400m重賞として創設。2000年に距離が芝1200mへと短縮されたことにより、G1のスプリンターズステークスに直結する最重要ステップレースとして位置付けられるようになった。一方、過去にセントウルステークス、スプリンターズステークスと連勝した馬は、第16回(2002年)ビリーヴ、第32回(2018年)ファインニードル、第33回(2019年)タワーオブロンドンの3頭に限られる。どちらかといえば、ここで2着以下に敗れていた馬が本番で巻き返す傾向にあることも覚えておきたい。ほか、サマースプリントシリーズに指定された2006年以降は夏競馬からの連戦で出走する馬が増加。第27回(2013年)ハクサンムーン、第28回(2014年)リトルゲルダ、第33回(2019年)タワーオブロンドンなど7頭が、ここを勝って同シリーズチャンピオンに輝いている。