【2歳次走報】コマノインパルス、京成杯へ2016年12月21日(水) 05:00
★朝日杯FSを快勝したサトノアレス(美・藤沢和、牡)は21日、トレセン近くのミホ分場に移動し、1月いっぱいは完全休養。藤沢和師は「トライアルから皐月賞となるでしょう」と話し、弥生賞(3月5日、中山、GII、芝2000メートル)から来春のスタートを示唆。阪神JFを制した僚馬ソウルスターリング(牝)は宮城・山元トレセンで調整中。チューリップ賞(3月4日、阪神、GIII、芝1600メートル)から桜花賞(4月9日、阪神、GI、芝1600メートル)が有力。
★ひいらぎ賞快勝のアウトライアーズ(美・小島茂、牡)は、ノーザンファーム天栄へ短期放牧。次走は未定だが、弥生賞かフジテレビ賞スプリングS(3月19日、中山、GII、芝1800メートル)が濃厚。
★ホープフルSに登録しているコマノインパルス(美・菊川、牡)は、同レースを自重して京成杯(1月15日、中山、GIII、芝2000メートル)へ。同厩で18日中山の新馬戦(芝1600メートル)を快勝したコマノレジーナ(牝)は、短期放牧。クイーンC(2月11日、東京、GIII、芝1600メートル)が視野に。
★17日中京の未勝利戦(ダ1400メートル)を逃げ切ったクティノス(美・栗田徹、牡)は、はこべら賞(1月15日、中京、500万下、ダ1400メートル)へ。
★18日中京の未勝利戦(芝1600メートル)を快勝したラントシャフト(栗・西園、牝)は、ソエでひと息入れる。チューリップ賞などが視野に。
★こうやまき賞を勝ったペルシアンナイト(栗・池江、牡)は、シュミノー騎手とのコンビでシンザン記念(1月8日、京都、GIII、芝1600メートル)に向かう。シクラメン賞を勝った僚馬サトノアーサー(牡)は、きさらぎ賞(2月5日、京都、GIII、芝1800メートル)へ。
★朝日杯FS18着ブルベアバブーン(栗・藤沢則、牡)は、ヒヤシンスS(2月19日、東京、OP、ダ1600メートル)を予定。 |
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【めざせクラシック】スワーヴリチャード、大物感は十分2016年10月5日(水) 05:01
デスク 先週に終了した阪神開催は、クラシックを狙えそうな好素材が多かった。
正木 たくさんいますが、直近では先週の2歳未勝利戦(2日、芝2000メートル)を勝ち上がったスワーヴリチャードが印象的です。
デスク 新馬戦では2着だった馬やな。
正木 はい。庄野調教師は「ゲートがよくなかったし、追って内にササったり…。まだ課題はあるので長い目で見てほしい」と慎重ですが、粗削りのなかにも大物感は十分。次は東スポ杯2歳S(11月19日、東京、GIII、芝1800メートル)あたりを視野に入れているそうです。
デスク 2歳GIIIといえば、今週はサウジアラビアロイヤルC(8日、東京、芝1600メートル)が組まれているな。
片山 関西では、7月の中京で新馬勝ちしたダンビュライトとクライムメジャーに注目です。ダンビュの音無調教師は「新馬は強い勝ち方。当時は不良馬場だったから、良馬場の時計勝負にも対応してほしい」と。クライムの池江調教師は「思った以上に実戦向き。上がり3ハロン33秒9の末脚にもまだ余裕があったね」と、こちらも好感触でした。
デスク 未出走馬の動向も教えてくれ。
正木 西園厩舎は京都3週目の23日に2頭を予定しています。芝2000メートルにラントシャフト、芝1400メートル(牝)にアンデスクイーン。「ラントは追ってしっかり。母(西園厩舎所属で4勝)と似ておっとりした気性で中長距離向き。アンデスは軽い走りでいいスピードがある」とトレーナーの期待は大きいですね。
デスク 美浦からも頼むわ。
板津 高木厩舎のヒロミノテソーロとマイネルパロサントですね。
デスク ともに血統はよさそうだな。
板津 ヒロミノの父イルーシヴクオリティは米2冠馬スマーティジョーンズなどを出しており、日本での産駒にダート5勝のオープン馬ダノングッドがいます。パロサントの父エクセレブレーションはジャックルマロワ賞など英仏でGI3勝し、現3歳が初年度産駒。宗方助手は「ヒロミノはパワータイプ。パロサントも牧場で乗り込んできたし、動けそう」とデビューを心待ちにしていました。 |
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