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2004年にNHKマイルCと日本ダービーの変則2冠を達成し、種牡馬としても大成功を収めたキングカメハメハ(牡18歳、父キングマンボ)が8月9日、繋養先である北海道安平町の社台スタリオンステーションで死亡した。
社台スタリオンステーション 事務局 三輪圭祐氏
「免疫機能の低下に伴い、種牡馬を引退して療養していました。体調が優れなかった中、特にここ1カ月くらい体調が優れないことが多くなりました。昨日の夕方から体調が急変し、懸命に治療を行いましたが、23時頃、残念ながら息を引き取りました。
競走成績や産駒成績も素晴らしく、多くの後継種牡馬たちも送り出してくれ、競馬界に大きな功績を残してくれたと思います。また、社台スタリオンステーションとしてもベテランや若手を問わず、どんなスタッフも優しく受け入れてくれたことに加え、プライドの高い馬が集まるこの特殊な環境において、周囲の馬たちが落ち着けないような状況下でも、いつも冷静なキングカメハメハが中心にいることで、それを見習い、そばにいる馬たちから落ち着きを取り戻していくなど、いつも牧場全体にいい影響を与えてくれていました。スタッフもいろいろなことを教わりましたし、種牡馬として、1頭の馬として尊敬すべき素晴らしい馬でした。感謝の気持ちで一杯です。ご冥福をお祈りいたします」
★キングカメハメハの競走成績はこちら
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