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【東西現場記者走る】大外からスイスイ!エースで一発

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【東西現場記者走る】大外からスイスイ!エースで一発

 1週間の密着取材で宝塚記念の勝ち馬を探り出すGI企画『東西現場記者走る』は5日目。大阪サンスポの川端亮平記者(33)は、スローペースが濃厚な展開面からヤマカツエースに注目する。鳴尾記念は6着に敗れたが、休み明けを叩いて気配は上昇。ごちゃつく心配がない大外の〔8〕枠(17)番枠も吉と出そうだ。

 24日は栗東トレセンで関西馬の気配をチェックし、慌ただしく阪神競馬場へ。ドゥラメンテサトノクラウンの堀厩舎2騎が、ひとあし早く決戦の地に入るからだ。

 午後0時55分。2頭を乗せた馬運車が到着すると、一気に雨脚が強くなった。そのせいか? 担当者は「渋滞もなく、順調に到着しました。変わりありません」と言葉少な。ともに落ち着いているように見えたが、上空の厚い雲のようにベールに包まれたままで、それ以上は分からない。

 というわけで、きょうは展開面から刺客を探りたい。キタサンブラックが内の(3)番枠を引いたことで、天皇賞・春同様にハナを切るだろう。某騎手が「道中で動いていく存在が見当たらない」と分析するように、今回も淡々としたスローペースが濃厚だ。加えて、内回りの舞台設定。Bコース開催になった2011年以降、勝ち馬の4コーナー通過は、5頭中4頭が4番手以内というデータもあり、チャンスがあるのは先行、好位勢だ。その中でもヤマカツエースが最も気になる。

 1番人気に支持されていた鳴尾記念は、好位追走から伸びを欠いて6着に敗れたが、3カ月半ぶりの休み明け。同じ好位組で昨年の勝ち馬ラブリーデイが海外遠征明けなのに対し、ひと叩きできたことは大きい。大外枠もプラスだ。キタサンブラックがスローで逃げた天皇賞・春では、序盤のポジション争いをめぐって内側で渋滞が発生していた。今回もごちゃつく可能性があり、外めからスムーズに運べるメリットがある。

 22日の追い切りで感触を確かめた池添騎手は「反応や息遣い、フットワークもよくなっている。自信を持っていける」と上積みを強調。万全の態勢で臨む今回は、好位の外めにつけて差し切った3走前の中山金杯の再現が期待できる。さらに、24日朝に直撃した担当の土屋助手から「トモ(後肢)の入りが前走とは違って、いいときの感じだね。人気はないけど、買うなら今回」と聞けば、気になって仕方ない。

 25日は阪神競馬場でレースの鍵を握る馬場の傾向を確かめ、断を下す。

宝塚記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載

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