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ジャパンCの追い切りが25日、滋賀・栗東トレセンで行われ、7戦無敗の3冠馬コントレイル(栗東・矢作芳人厩舎、牡3歳)が坂路で活気十分の動きを見せ、調教評価『S』となった。1週前には併せ馬で遅れ、菊花賞の反動が心配されたが、デビュー以来初めて最終追い切りにまたがった福永祐一騎手(43)=栗東・フリー=も驚く急上昇ぶり。世紀の大一番へ態勢は整った。
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無敗の3冠馬が、驚異的な上昇カーブを見せつけた。7戦7勝のコントレイルが坂路を軽快に駆け上がり、1週前にささやかれた体調不安説を一蹴。8戦目で初めて最終追い切りにまたがった福永騎手が、手綱から伝わる手応えに目を細めた。
「非常にいい動きだったと思います。こちらも驚くくらいの良化度合いを見せてくれています」
気温6度と冷え込んだ朝一番の栗東。報道陣の熱い視線が坂路に集中した。鞍上と呼吸を合わせ、3冠馬が単走で馬場の外めをリズム良く進んでいく。ブレのないフォームで加速ラップを刻み、馬なりのままラスト1ハロン12秒2(4ハロン53秒3)の貫禄フィニッシュ。文句なしの『S』評価だ。
これまで通り福永騎手を背にした18日の1週前追い切りでは、CWコースの3頭併せでまさかの半馬身遅れ。6ハロン81秒8-11秒7の時計そのものは上々だったが、「併せ馬で遅れたのは今までになかったこと。若干不満の残る内容で、しっくりこない感覚はありました」と鞍上も物足りなさを感じていた。
3000メートルの菊花賞を激走した反動なのか-。そう心配もされたが、その後もルーティンである金曜のゲート駐立確認だけでなく、全休日の24日と最終追い切りにも主戦が異例の騎乗。日に日に本来の姿を取り戻していることを確認し、このひと追いで不安は全て吹き飛んだといえそうだ。
「非常に馬が良くなってきた感触があったので、上昇度を確かめてもらいたかった」と矢作調教師は最終追いの手綱を主戦に託した理由を説明する。その狙いに馬が応え、「普通の馬では1週前の状態からきょうの状態は考えられませんが、それだけ上がってくるのがコントレイル」と指揮官も脱帽するばかりだ。
芝GI最多8勝の女王アーモンドアイ、同世代の無敗3冠牝馬デアリングタクトと、3冠馬3頭が集う夢の一戦。福永騎手が「(競馬界で)非常に女性の活躍が目立つ1年。強力な強い相手だと思いますが、ここは男の意地を見せたい」と意気込めば、矢作調教師も「21世紀最高のメンバーがそろったレース。相手にとって不足なし。ダービーであの勝ち方をしているので、距離を言い訳にするつもりもありません。しっかりと仕上げて、いい結果を得たい」と力を込めた。
ここを勝てば、年度代表馬の座も当確で、「何よりの名誉の賞ですから、取りたいなと強く思っています」と指揮官も意識する。競馬史に刻まれる11・29。日本競馬史上最強を証明し、馬名の『飛行機雲』のごとく、コントレイルは無敗街道を突き進んでいく。 (斉藤弘樹)
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