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14日の中京11Rで行われた第51回中日新聞杯(4歳上オープン、GIII、芝2000メートル、18頭立て、1着賞金=4000万円)は、四位洋文騎手騎乗の5番人気ディサイファ(牡6歳、美浦・小島太厩舎)が直線で抜け出して重賞2勝目を飾った。タイムは2分1秒2(良)。
GIIIならば譲れない。GI、GIIで一線級相手に戦い続けてきたディサイファが、イン追走から直線きっちり抜け出して快勝。2度目の重賞Vを勝ち取った。
レースはマイネルミラノが積極的に先行。パッションダンスが2番手につけ、3番手には内キングズオブザサン、外ゲシュタルトと続く。人気のダノンジェラートは中団からレースを進めた。マイネルミラノはマイペースに持ち込み、直線に向いてもリードを保って逃げ込みを図る。しかし、好位のインにいたディサイファがグイグイと伸び、間をついて伸びてきたデウスウルトも接近した。3頭の争いから最後に抜け出したのはディサイファで、力強い末脚を駆使して差し切り勝ち。1馬身1/4差の2着が2番人気のデウスウルトで、さらに1/2馬身差の3着には6番人気のマイネルミラノが粘り込んでいる。
ディサイファは、父ディープインパクト、母ミズナ、母の父Dubai Millenniumという血統。北海道日高町ダーレー・ジャパン・ファームの生産馬で、H.H.シェイク・モハメドの所有馬。通算成績は27戦7勝。重賞はGIIIエプソムC(2014年)に次いで2勝目。小島太調教師、四位洋文騎手ともに中日新聞杯は初勝利。
四位騎手は「1番枠は去年のエプソムCで勝っていて縁起がいいなと思っていたんです。開幕週だったのでレースのイメージはできていたし、馬混みでも落ち着いていたので、思った通りに運ぶことができました。最後は2着馬が迫ってきていたのでヒヤッとしましたが、よくしのいでくれました」と会心のVを振り返っていた。
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