中央競馬ニュース

【有馬記念】アクター、ダイエット作戦で連覇だ!

 0   0   2,181
シェアする  x facebook LINEで送る
【有馬記念】アクター、ダイエット作戦で連覇だ!

 有馬記念(25日、芝2500メートル)でゴールドアクターが、2002、03年のシンボリクリスエス以来、史上5頭目の連覇を狙う。今年は前哨戦VからGIで敗れるパターンで、前走のジャパンCも太め残りで4着。陣営はダイエット作戦と得意の中山コースで巻き返しを図っている。

 4連勝でグランプリを制した昨年ほどの勢いはないが、やはり中山では怖い存在だ。ゴールドアクターが虎視眈々と史上5頭目の連覇を狙っている。

 「昨年は連勝でイケイケだったけど、今年はその勢いが止まっているのは事実。相手も強くなっているし、立場が変わったというつもりはない。でも、中山は得意だし、前走とは違う」と篠島助手は巻き返しに自信をのぞかせる。

 今年は前哨戦に勝ってGIで負ける悪いパターン。春は日経賞を勝ったものの、天皇賞・春は外枠とイレ込みがこたえて12着。この秋も産経賞オールカマーを完勝したが、ジャパンCは4着に敗れた。

 前走の敗因を中川調教師は太め残りととらえている。

 「皮下脂肪がなかなか取れず、馬体に余裕(前走比8キロ増)があったぶん、思うように動くことができなかった。1歳年齢を重ねて、代謝が悪くなっているのか、シャープさがなかったですね」

 ジャパンCはデビュー以来最高の504キロ。昨年の有馬と比べて10キロ増だった。競馬場への輸送で計算したほど減らなかったという。中間は本来の動きを取り戻すべく、シェイプアップを図っている。

 全休日明けの20日は坂路を69秒2で軽く駆け上がり、WコースとDコースを常歩(なみあし)で周回。テンションを上げずに、汗をかかせて引き締め効果を狙っている。

 先週の日曜、主戦の吉田隼騎手が右胸鎖関節捻挫で中山11Rの騎乗を取りやめてヒヤッとさせたが、今週の騎乗に支障はない。この日、元気な姿で「大丈夫です。ご迷惑をおかけしました」と笑顔を見せた。

 中山は6戦4勝で芝2500メートルは2戦2勝。現役屈指の中山巧者だ。得意のコースで、馬体が絞れれば、巻き返す可能性は十分。ゴールドアクターが昨年に続いて主演男優をつとめる。 (柴田章利)

この記事はいかがでしたか?
ナイス (1)
 ナイス!(1

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

5月26日()
日本ダービー G1
目黒記念 G2
5月25日()
葵ステークス G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

5月19日()
オークス G1
5月18日()
平安S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
49,313万円
10 ジャックドール 牡6
49,004万円
» もっと見る

3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
2 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
3 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
5 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
6 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
7 ライトバック 牝3
11,256万円
8 シンエンペラー 牡3
11,128万円
9 コラソンビート 牝3
9,942万円
10 ジューンテイク 牡3
9,821万円
» もっと見る