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好評のGI連載「東西現場記者走る」でエリザベス女王杯を担当するのは、大阪サンスポにすい星のごとく現れた大物新人・山口大輝記者(25)だ。デビューしていきなり土日のメインで高配当を連発した若き大砲候補は、初日から人気薄のアスカビレンに注目。本格化ムードの伏兵に穴気配を感じ取った。
初めての密着取材。緊張しながら、全休日の栗東で取材を開始した。連覇を狙うマリアライトが人気を集めそうだが、目移りするメンバー構成。取材を進めるうちに、当初、印を打つ予定がなかったアスカビレンに心を動かされた。
担当の中沢厩務員が、今の充実ぶりを教えてくれた。「春までカイバを食べても身につかなかったのが、今は違います。モリモリ食べているし、(体重も)前走より増えているぐらい」。体が成長したことで、それまで抑え気味だった調教でも強い負荷をかけられるようになった。確実にパワーアップして2連勝。オープン入りを果たした。
約1年ぶりの重賞挑戦となった前走の府中牝馬Sは4着。中沢厩務員が「松田騎手は勝つ気満々でした」と証言するように、陣営には手応えがあった。中団から上がり3ハロン33秒5の末脚を繰り出し、勝ったクイーンズリングと0秒4差。馬場の内めを通った馬が上位を占める中で外から伸びており、敗れたとはいえ収穫が多い一戦だった。
「2、3歳のときはカリカリしていましたね。追い切りの後で、ぐるぐる回ったりしていましたから」という繊細だった精神面も「落ち着いてきて、競馬場に行ってもテンションが上がりにくくなりました」という。3歳春のサンスポ賞フローラS(8着)では馬体重が14キロも減ったが、前走は同じ東京への輸送でも4キロ減。何事にも動じなくなってきた証しだ。
取材が終わると、中沢厩務員がにんじんを持ってきてくれたので、口元に差し出すとおいしそうにムシャムシャ。顔をすり寄せてくるなど、心情的にも重い印を打ちたくなってしまった。ただ、1週間は始まったばかり。それは割り切って“打倒マリア”が可能な馬を、さらに探したい。 (山口大輝)
★馬主は小椋佳
アスカビレンを所有するのは神田紘爾氏(72)。シンガーソングライター、小椋佳の本名だ。中央競馬での馬主歴は長く、15年以上におよぶ。これまでに所有した中では、2勝を挙げたガッダムアスカが最も活躍した馬で、オープンまで出世した馬は初めて。歌謡界では北島三郎(馬主名義は(有)大野商事)のキタサンブラックがGI2勝を挙げているが、フォークの大御所もこれに続くか。
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