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【フェブラリー】東西調教ウオッチャー

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 今週の東西調教ウオッチャーは、今年初のJRAのGIフェブラリーSが対象レース。栗東トレセンからは大阪サンスポの正木、渡部記者、競馬エイトの坂本和トラックマン、美浦トレセンからは東京サンスポのルーキー、千葉記者が参戦して好調教馬をピックアップした。

 正木 今年初のGIだけに、気持ちよく当てて勢いに乗りたいもんや。まずは渡部からいこか。

 渡部 坂路で『S』評価を獲得したモーニンですね。道中から推進力に富み、ゴール前は“飛ぶ”ような加速でラスト1ハロン11秒8(4ハロン52秒2)。ラスト1ハロンはこの日の最速ラップでした。

 坂本和 あの動きは確かにすごかったけど、ボクは同じ石坂厩舎のベストウォーリア。坂路の併せ馬でラスト1ハロンは根性をむき出しにしてねじ伏せるように1馬身先着。時計も4ハロン52秒5-12秒2なら休み明けの心配は無用です。美浦の関東馬はどう?

 千葉 Wコースのロワジャルダンが目を引きました。併走馬を5、6馬身追走し、楽々と並びかけてラストはグイッと伸びて1馬身先着。無理せず5ハロン67秒0-12秒7の時計も上々です。コーリンベリーも秀逸でした。ダートで馬なりながらスピード感は十分で、ラスト1ハロンも11秒9としっかりしていました。

 正木 同一平地GI3連覇がかかるコパノリッキーは中7週を感じさせない仕上がり。水曜日のCWコースでの併せ馬で3馬身先着し、ラスト1ハロン12秒1(6ハロン84秒2)は上々。ゴールを過ぎてもビッシリ追われていたのは並々ならぬ意欲を感じた。同じCWのアスカノロマンは、時計は平凡でもダイナミックなフォームで馬体の張りも上々や。

 坂本和 根岸S3着のグレープブランデーも面白そうです。坂路(4ハロン52秒3-12秒2)の動きは活気に満ちあふれていました。

フェブラリーSの枠順はこちら

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