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1週間の密着取材で有馬記念の勝ち馬を探り出すGI企画の2日目、担当の大阪サンスポ・川端亮平記者(32)はラストランに臨むゴールドシップに注目。秋初戦のジャパンCは10着に敗れたが、今浪隆利厩務員(57)はこの馬らしいヤンチャさが戻ったことに、一変の手応えをつかんでいる。
21日朝の栗東トレセンは雨。気温5度と前日より寒さは和らいだはずなのに、雨でぬれた手がかじかむ。
ターゲットはゴールドシップだ。この馬のジャッジは本当に難しい。今年は、2年連続で敗れていた天皇賞・春をロングスパートで制したが、2連覇中だった宝塚記念は大出遅れでまさかの15着。一昨年15着だったジャパンCでは、10着に敗れた。常識にかかるようでかからない。型にはめ込もうとする人間の思惑をあざ笑うかのようだ。
「俺もよう分からん」
2011年5月26日の入厩日からのつき合いになる今浪厩務員ですら、そう言って笑う。だが、なにやら手応えがありそうな表情だったので突っ込むと、有終Vへの期待が高まる吉兆があったそうだ。今月18日、坂路をキャンターで駆け上がって減速し始めたときだった。ゴールドは突然、後肢を軸に180度回転。立ち上がって、北村助手を振り落とそうとした。
「馬場に向かうときから『これは何かやられそうやなあ』という怖さはあった。こいつらしさが出てきたね。最近は落ち着いていたけど、このハンパない感じは今年の春の天皇賞と同じ雰囲気。元気がよくてパワーが爆発する感じが、ゴーサインを出したときの勢いになってると思うんよ」
今浪厩務員が当時を振り返る。なるほど。これが気まぐれなゴールドが出している“激走サイン”だとすれば、今回は信じていいのかもしれない。
取材が終わりかけたとき、ガーンという大きな音が厩舎の外まで響いてきた。ゴールドがカイバ桶を振り回し、朝飯を要求している。
「あいつが急に立ち上がるから、引き手を持つ側の右肩が上がらへん。足もひざが痛くなるのは右側だけ。でも、こんなんもこれで最後かと思うとすごい寂しいな。何とか勝って終わりたい気持ちは一番強い。状態は完璧に近づいているよ」
今浪厩務員はそう締めくくると、ヤンチャな相棒のもとへ駆けていった。 (川端亮平)
★真面目はダメ!?宝塚15着JC10着
横山典騎手との信頼関係が築けていた近2走(宝塚記念15着、ジャパンC10着)のゴールドシップは、真面目に調教メニューを消化していた。今浪厩務員は「(昨年の)凱旋門賞(14着)の前もすごくリラックスしていたなあ。俺がしんどいと思うときの方が走るみたいやわ」と説明する。
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