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【パンチ定食】ー極限まで絞った買い目が生み出す強烈な一撃!
レース映像の徹底回顧と、外れ馬券を買わない手法で、回収率を爆上げ! パンチ定食プロに新潟2歳Sについてお聞きしました。
―いつもどおり3連複を4頭でという感じでしょうか。
今のところそうですね。
―それでは、最上位評価の馬からお願いします。
ケイテンアイジンですね。
―前走は小倉スプリントのひまわり賞1着でした。
1200mだと前走のような出遅れは致命的ですけど、馬場の悪いなか、最後方から外を回して全馬を差し切るのは強すぎるなと。
―インパクトのある勝ち方でしたよね。
マイルなら「届いても」と思いますけど、小倉のスプリント戦ですし、1勝馬も何頭かいましたからね。ちょっと考えづらい勝ち方でした。
―距離延長はどうでしょう。
新馬戦では前々で抑えも利いていましたし、折り合い面は問題ないとみています。前走はコーナーも追いっぱなしで伸びましたから、新潟の長い直線でも垂れるイメージは浮かびません。
―ひまわり賞は九州産馬限定レースですが、その点は気にならないですか。
たしかに相手が弱いと言えば弱いんですけど、能力が高くなければ難しい勝ち方をしたことのほうを評価したいですね。馬場が渋ってもいけると思うので、天候を問わないのも魅力です。
―人気もないでしょうし、楽しみです。次点はどの馬になりますか。
次点はシンフォーエバーです。
―新馬戦は今回と同じ新潟マイルを逃げ切りでした。
今回も逃げそうな馬がいないので、前に行くようなら展開も向きそうだなと。
―去年も人気薄の逃げ馬が粘りましたよね。
わりと新潟は逃げも決まるイメージがあるんですよ。直線が長い分、道中抑えたり、追い出しを待ったり、意外と前残りも起こるという。シンフォーエバーは二の脚が速いので、勝手に前に行っているという気もします。
―新馬戦はそこそこ速い脚を使いましたし、マイペースだと厄介かもしれませんね。
しまいも垂れないので、捕まえにくいと思います。追ったのは最後の200mくらいからで、それなのに手綱を緩める余裕もありましたから、控えても伸びてきそうです。絶好調の岩田康騎手にも期待ですね。あと、ケイテンアイジンも前走こそ出遅れましたが、スプリントを使ってきた分、スタートさえ決まればハナの可能性もあるだろうと。どちらかがというイメージですね。
―3番手はどの馬になりますか。
コートアリシアンですね。
―新馬戦は東京マイルを快勝でした。
出遅れから脚を使いながら好位へリカバリーし、直線まで我慢を利かせつつ、しっかり伸びるという、ちぐはぐな競馬だっただけに、体力や根性がありますよね。あれだと普通は伸びないので、強い内容でした。
―最後は失速ラップですが、ここはどうですか。
そこを気にして3番手なんですけど、能力は高いと感じたので。瞬発力というよりも長く脚を使う馬かなと。
―4頭目はどの馬になるでしょう。
ジョリーレーヌですね。
―この馬も新馬戦は東京マイルを勝ちました。いい脚でしたねえ。
血統的にも走法的にもマイルはぴったりでしょう。新馬戦は抑えて抑えて爆発しましたけど、今回はもう少し流れるはずなので、かえって走りやすくなると思います。高い瞬発力という、勝ち切る武器があるのはいいですね。
―基本はこの4頭ですかね。挙がらなかった馬も少しお聞きすると、スターウェーブはどうですか。
新馬戦は直線の抜け方が良かったですよね。ただ、馬体は短距離向きに映るため、完成度は高いと思いながら、距離が延びると少し不安です。
―新潟マイルを勝ったプロクレイア、京都マイルを勝ったトータルクラリティの評価もお願いします。
プロクレイアは内によれるようなところがあったので、右回りのほうが合いそうな気がします。トータルクラリティは跳びが大きく、少頭数の大箱マイルは向きそうですよね。ペースが流れ、決着時計が速くなるといいかなと。バゴ産駒ですけど、走法的には良馬場が良さそうです。今回はほかとの比較で名前を挙げませんでした。
―最後に気になる馬がいればお願いします。
マジカルフェアリーは、今回厳しいかもしれませんが牝馬路線に戻ったとき期待できそうで、距離は延びても良さそうです。あとは、新種牡馬ミスターメロディ産駒のスリールミニョンには頑張ってほしいですね。
取材後記:1番手のケイテンアイジンが来てくれると、配当は大きく跳ねそうですね。非常に楽しみです。
【スガダイ】―全開催プラス収支を可能にする“予想神”
群雄割拠のウマニティプロ予想MAXで13年連続ランキングトップに君臨した殿堂入り予想家。他の追随を許さない、競馬予想界のキング・オブ・キングス、スガダイプロに新潟2歳Sについてお聞きしました。
―どの馬を狙いますか。
プロクレイアですね。
―新馬戦は今回と同じ新潟のマイル戦を勝ちました。
時計や上がりなど数字面は平凡ですが、当日は直線に強い向かい風が吹いていて、ラップに影響したはずです。その点もふまえ、馬券的に地味な存在になると助かります。パドックの立ち姿も、新馬戦より良く見え、新馬戦が実はハイレベルだったという可能性にかけたいですね。
―単勝オッズは想定だと2桁つきますね。
今回のメンバーなら素質上位だと思いますし、サンデーレーシングの馬は過去10年4頭中3頭が勝っているんですよ。負けた1頭も後にG1を勝つスタニングローズですから、へたな馬は使ってこないだろうと。まあ、サンデーレーシングの馬が調子がいいのは、内緒にしておきたいんですけどね(笑)。
―強力な傾向ですね。次いでどの馬になるでしょうか。
シンフォーエバーですね。
―この馬も新馬戦は新潟マイルを勝ちましたね。
血統的にもパドック的にも「ダートでしょ」という感じでしたけど、いい勝ち方でしたねえ。跳びが大きく、クロフネっぽさもあるので、(やっぱり)ダートのほうが(上)という気もします。ただ、ベースの身体能力は高いでしょうし、前走くらい走れればいいかなと。
―現状、特に不安点はありませんか。
前走後に熱中症の症状が出たようで、その点で強気にいきづらいですよ。それから放牧に出して立て直したわけでもないですから。きついかなとも思いますが、それでも無下には扱えません。
―難しいところですね。想定1番人気はコートアリシアンですが、この馬はどうでしょう。
タイムやラップをふまえ、もう少し手応えに余裕があるなら本命候補ですけど……うーん、右によれながらステッキを入れての数字ですからね。新馬戦はテンションが高かったので、そのあたりも気がかりです。とはいえ、他馬との比較で上位3頭には入るかなと。
―ありがとうございます。その下ということで評価できる馬はいるでしょうか。
4番手はジョリーレーヌですかね。新馬戦の時計が遅すぎて判断は難しいですが、ラスト1ハロン10秒9を差しましたから、強い可能性はありますよね。だいぶ小さい馬で、「上がり目があるのかな」とも思いますが、消すのは怖いです。同じようにトータルクラリティも、ラスト1ハロン10秒9を差し切ったため、強いかもしれません。ただ、こちらは追い風参考記録です。
―最後に人気サイドのスターウェーブについてお願いします。
新馬戦は勝ちましたが、相手が弱くて間違いなくいいとは言いにくいですよね。ラップ構成は良く、余力もあったのでその点は評価できます。ただ馬券的には押さえまでです。あとはまあ、父Kingmanで武井調教師でしょ? 自信のコメントを出しそうですよ(笑)。おいしくないかもしれませんね。
取材後記:プロクレイアはデータ的な後押しもあるようですね。そこそこオッズもつきそうですし注目です。
以上、プロ予想家2名の新潟2歳Sの見解と注目馬を紹介しました。お二方の本命馬はケイテンアイジンとプロクレイアでした。人気サイドは順当に評価されているようで、どう馬券を組むかがポイントですかね。それでは、また来週お会いしましょう。
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