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以前勤めた会社は生活消費財メーカー。国立競技場のトラックの素材、飛行機の胴体と翼をつなぐ接着剤など掴みどころのない製品も扱ったが、子供向けの駄菓子やカップラーメン、化粧品など基本的にはイメージし易い商品が多く10年勤めたキャリアで一番長くいたのは化粧品、シャンプー・リンス等を扱うトイレタリー部門だった。
色々学んだが中でも興味深く今でも覚えていることの一つに「ヒトはなぜ死ぬか」という話がある。
化粧品の開発に携わる研究員から聞いた話で「老化」の話の一部だった様に思う。不確かな記憶を手繰ればその中に“アポトーシス”という単語があった。人間の体内に元々組み込まれるシステムで「細胞の自殺」のプログラム、と説明された記憶がある。これが人間の全ての細胞には備わっているので生き物としての人間はいつか必ず「死ぬ」ことを元々プログラムされているのだ、と。
25年前の記憶を辿った話で、最新の研究では別のことが発表されているかも知れない。事実は分からぬが、人が死ぬのは単純に病気だったり老化だったりじゃね? くらいに思っていた自分にとって「あらかじめプログラムされている」という話は衝撃的だったのを覚えている。
思い出しついでに調べてみたらアポトーシスの語源はギリシャ語の「apo(離れて)」と「ptosis(下降)」に由来し「枯れ葉等が木から落ちる」という意味を持っていた。またその説明は「個体をより良い状態に保つため積極的に引き起こされる細胞の自殺」とあり、当時の話は概ね理解していたものと思われる(笑)。
さて、アポトーシスによって生まれるのが若く新鮮な細胞ならば、競馬の世代混合戦によって生まれるのは若く新鮮な重賞勝ち馬だ。今週末東日本メイン競走・富士ステークスはまさにそんなレースの一つで、競馬におけるアポトーシスが満載。今週の金言を紹介しよう。
曰く「富士ステークスは元気な3歳馬から」。
例えば昨年このレースを勝ったのは3歳馬セリフォスだが3着は同じ3歳馬ダノンスコーピオンだった。また一昨年の勝ち馬は3歳馬ソングラインだがこの時の3着も3歳馬タイムトゥヘヴン。近2年に絞れば出走した7頭の3歳馬のうち57%の4頭が3着以内で、5着以内だとその数は85.7%の6頭に跳ね上がる。実力さえあれば3歳馬に圧倒的有利なレース、それが富士ステークスの正体だ。
ダノンタッチダウンは昨年朝日杯の2着馬。勝ったドルチェモアは未だ休眠中だが、ダノンのほうは圧倒的に差し有利だったNHKマイルCで早めに抜け出し4着と踏ん張り復調を窺わせた。馬格あるこの馬に55kgは裸も同然でここは人気に関係なく狙い。
北海道から戻った同僚と高い敷居をまたいで行こうと決めていた寿司屋が8月末で閉業していた。寿司屋のくせにシャリがない、とか平気で言う小憎らしい爺さんの憎まれ口を聞けなくなったのは寂しいが、飲食店のアポトーシスに従い、新しい店でも開拓してみようか……。
(文:のら~り)
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