中央競馬ニュース

【若葉S】ビルゴ、5億8000万円馬デビュー連勝

 0   1   538
シェアする  x facebook LINEで送る
【若葉S】ビルゴ、5億8000万円馬デビュー連勝

 皐月賞トライアルの若葉S(L、芝2000メートル)が21日、阪神競馬場で12頭によって争われ、武豊騎乗で1番人気のアドマイヤビルゴが2馬身差で快勝。10番人気で2着に逃げ粘ったキメラヴェリテとともに、皐月賞(4月19日、中山、GI、芝2000メートル)の優先出走権を獲得した。

 筋金入りの良血馬が、仁川のターフで輝きを放った。2017年のセレクトセール当歳部門で5億8000万円の高値がついたアドマイヤビルゴが、無傷のV2。百戦錬磨の武豊騎手も、その強さに舌を巻いた。

 「強かったですね。返し馬から、前回と違って全身を使えていました。まだまだ良くなる雰囲気は感じますね。クラシックを狙える馬だと思います」

 好スタートを決め、最内枠を生かして道中は3番手をキープ。直線入り口では、まだ前と5、6馬身の差があったが、そこから一気に加速した。豪快なフットワークで突き抜けて、2馬身差の完勝だ。勝ちタイムは1分58秒6。3歳春までに阪神芝2000メートルで1分59秒を切った馬はクロフネしかいない。デビュー2戦目で桁違いのパフォーマンスを見せた。

 「さすが素質馬だな、という感じですね」

 皐月賞の優先出走権を獲得したが、友道調教師は「ジョッキーのこともあるし、これから使うかどうかは考えたいと思います」と慎重な口ぶり。武豊騎手は京都2歳Sを勝った僚馬マイラプソディの主戦を務めており、本番ではビルゴに騎乗できない可能性もある。また「体が小さい割に跳びがきれいで大きい。東京がいいのは間違いない」とも。日本ダービー(5月31日、東京、GI、芝2400メートル)も見据え、最善策を取る考えだ。

 値段も記録も一級品。底を見せていない超大物が、無敗でクラシックロードへ駒を進める。 (山口大輝)

この記事はいかがでしたか?
ナイス (1)
 ナイス!(1

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月30日()
ラジNIK賞 G3
北九州記念 G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

6月23日()
宝塚記念 G1
6月22日()
東京ジャンプ G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 ソールオリエンス 牡4
57,546万円
8 タスティエーラ 牡4
57,005万円
9 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
10 セリフォス 牡5
51,113万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る