中央競馬ニュース

【オールカマー】レイデオロ、令和も“主役の秋”

 0   5   1,909
シェアする  x facebook LINEで送る
【オールカマー】レイデオロ、令和も“主役の秋”

 今週末の日曜には、秋の古馬GI路線の重要な前哨戦、産経賞オールカマーが行われる。主役を務めるのは、昨年と同様にレイデオロだ。一昨年の日本ダービー馬は、昨年はこのレースの勝利をステップに天皇賞・秋でGI2勝目を飾った。縁起のいいレースで連覇を決め、今秋も注目の的となる。

 今年もここから頂点に立つ。昨秋に天皇賞を制し、有馬記念でも2着だったレイデオロが、産経賞オールカマー連覇から快進撃を開始する。

 「宝塚記念(5着)は内で包まれて動けなかったからね。去年もここから始動したけど、今年も同じくらい、いい雰囲気できています」

 藤沢和調教師の表情は明るい。春はドバイシーマクラシック6着、宝塚記念5着と結果が出なかったが、これも京都記念3着、ドバイシーマクラシック4着だった昨年の上半期と似た成績。秋になって巻き返すのがパターンになりつつある。

 前走の宝塚記念は中団に位置したが、前残りのレースになったうえに、馬場の悪い内を通らされて加速できないままと、不完全燃焼。その後は福島県のノーザンファーム天栄に放牧へ。走り切っていないぶん元気が有り余っている様子で、しっかりと乗り込んでから帰厩した。

 11日の1週前追い切りはWコース5ハロン70秒0。ラスト1ハロンは12秒3と鋭く反応した。藤沢和師は「Wコースが(改修直後で)固まっていないし、スピードが出過ぎちゃうのでサラッと。動き自体はいいし、馬はリフレッシュしているぞ」と力を出せる状態が整いつつあることに笑みをみせた。

 「この秋もどこかGIを2つ使う予定。まずはいいスタートを決めたいね」

 今後の路線は未定だが、昨年勝った天皇賞・秋(10月27日、東京、GI、芝2000メートル)でも、一昨年2着のジャパンC(11月24日、東京、GI、芝2400メートル)でも、主役を譲る気はない。まず産経賞オールカマーを勝って、豊かな秋へ弾みをつける。スペイン語で「黄金の王」を意味するレイデオロは、まだまだ輝き続ける。 (柴田章利)



産経賞オールカマーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

この記事はいかがでしたか?
ナイス (5)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

5月26日()
日本ダービー G1
目黒記念 G2
5月25日()
葵ステークス G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

5月19日()
オークス G1
5月18日()
平安S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
49,313万円
10 ジャックドール 牡6
49,004万円
» もっと見る

3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
2 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
3 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
5 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
6 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
7 ライトバック 牝3
11,256万円
8 シンエンペラー 牡3
11,128万円
9 コラソンビート 牝3
9,942万円
10 ジューンテイク 牡3
9,821万円
» もっと見る