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阪神C G2

日程:2024年12月21日() 京都/芝1400m

阪神Cデータ分析

コース図京都芝1400m

暮れの仁川を舞台に、スプリンターとマイラーがしのぎを削る名物重賞。前走大敗で株を下げた馬の巻き返しが多く、下馬評どおりに収まることは少ない。なかでも目立つのは舞台巧者の活躍だ。都合3回複勝圏入りを果たしたサンカルロをはじめ、キンシャサノキセキガルボリアルインパクトイスラボニータダノンファンタジーグレナディアガーズなど、リピーターホースがズラリ。ほか、当レース以外の1400m重賞で連対(2着以内)経験を持っていた馬の好走も多い。直近の成績よりも距離適性を重視すべきレースである。阪神カップが施行される阪神芝1400mは内回りコースを使用。直線こそ約350mと短めだが、急坂が待ち構えているがゆえに、待機勢にとっても不足のない展開になりやすい。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)※2024年は京都・芝1400mで行われます

【人気】
人気別成績の連対率や複勝率が示すとおり、人気サイドをアテにしづらいレース。基本的に上位人気は疑ってかかったほうがいい。2006年の阪神カップ創設以来、1~3番人気同士のワンツー決着は2回しかなく、2桁人気の穴馬が激走して高配当を演出するケースも珍しくはない。波乱決着を前提に、人気の盲点となっている馬を積極的に拾っていくべきだろう。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 4-1-2-11 22.2% 27.8% 38.9% 75.0% 59.4%
2番人気 2-3-3-10 11.1% 27.8% 44.4% 44.4% 87.2%
3番人気 3-3-1-11 16.7% 33.3% 38.9% 117.2% 93.3%
4番人気 3-1-1-13 16.7% 22.2% 27.8% 161.1% 72.8%
5番人気 0-3-3-12 0.0% 16.7% 33.3% 0.0% 128.3%
6~9番人気 5-4-2-61 6.9% 12.5% 15.3% 108.3% 64.7%
10番人気以下 1-4-5-141 0.7% 3.3% 6.6% 25.4% 60.9%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 110.0%
2.0~2.9倍 2-1-1-4 25.0% 37.5% 50.0% 57.5% 71.3%
3.0~4.9倍 4-2-3-12 19.0% 28.6% 42.9% 80.5% 74.8%
5.0~7.9倍 2-5-2-17 7.7% 26.9% 34.6% 49.6% 87.7%
8.0~14.9倍 6-4-4-35 12.2% 20.4% 28.6% 125.9% 103.3%
15.0~19.9倍 2-3-1-26 6.3% 15.6% 18.8% 98.1% 86.6%
20.0~49.9倍 2-4-3-57 3.0% 9.1% 13.6% 91.5% 91.8%
50.0倍以上 0-0-2-108 0.0% 0.0% 1.8% 0.0% 30.6%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 3,830円 210円 1,115円
複勝 880円 110円 319円
枠連 8,040円 540円 2,666円
馬連 11,360円 1,040円 5,092円
ワイド 7,660円 360円 1,779円
馬単 25,640円 1,400円 10,783円
3連複 50,850円 2,950円 14,775円
3連単 345,820円 17,930円 93,905円

【脚質】
脚質別成績を見ると逃げの数値が優秀だが、これは2013年1着のリアルインパクト(8番人気)と、2018年1着のダイアナヘイロー(11番人気)が稼ぎ出したもの。好走例は少ないので、逃げ馬を過度に意識する必要はないだろう。このレースはとにかく“差し優勢”。4角10番手以下の位置取りでも、上位圏内に入り込む余地がじゅうぶんにあるレースと考えたい。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 2-1-0-15 11.1% 16.7% 16.7% 298.3% 99.4%
先行 4-7-3-58 5.6% 15.3% 19.4% 36.0% 66.5%
差し 11-8-9-101 8.5% 14.7% 21.7% 77.8% 79.2%
追込 1-3-5-85 1.1% 4.3% 9.6% 8.4% 53.1%

【枠順】
2007年から2016年の間は、10年続けて7枠と8枠のどちらかが馬券に絡むなど外枠優勢だったが、2017年以降の複勝圏入りは3回しかなく、以前ほどの勢いはない。とはいえ、2桁馬番の好走は多く、内枠有利の印象がないのも確か。つまり、いずれの枠番も一長一短。極端なバイアスでも発生しない限り、気にする必要はないと結論付けられる。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 3-1-1-30 8.6% 11.4% 14.3% 70.9% 34.6%
2枠 3-2-3-28 8.3% 13.9% 22.2% 194.4% 155.0%
3枠 2-1-2-31 5.6% 8.3% 13.9% 32.5% 57.2%
4枠 1-1-3-30 2.9% 5.7% 14.3% 41.1% 82.0%
5枠 2-3-1-30 5.6% 13.9% 16.7% 70.8% 61.4%
6枠 1-1-1-33 2.8% 5.6% 8.3% 13.9% 18.6%
7枠 5-4-4-35 10.4% 18.8% 27.1% 70.8% 85.8%
8枠 1-6-2-42 2.0% 13.7% 17.6% 4.9% 60.2%

【血統】
2006年の創設以降、種牡馬として4勝を記録するディープインパクトフジキセキが双璧で、その2頭で延べ8頭の勝ち馬を送り出している。とくにフジキセキは、2016年1着シュウジの父系祖父、2018年1着ダイアナヘイローの2代母の父に名を刻むなど、直仔に限らずとも活躍ぶりが顕著であることを留意しておきたい。ほか、近年は母系にUnbridledの血を引く馬も有力で、2019年1着グランアレグリア、2021年1着&2022年2着グレナディアガーズ、2022年3着ラウダシオンなどが該当。Unbridledは母Gana Facilが「父Le Fabuleux×母の父In Reality」となるが、これはフジキセキの母ミルレーサーと「父×母の父」が共通する配合でもある(阪神芝1400mのコース全般における種牡馬別成績は下記のとおり)。

◆同コース種牡馬別成績(京都競馬場/芝/1400m/過去5年)集計期間:2019/04/28~2024/04/28

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ロードカナロア 11-6-5-47 15.9% 24.6% 31.9% 80.0% 58.3%
2 ダイワメジャー 7-4-3-50 10.9% 17.2% 21.9% 69.2% 72.0%
3 ディープインパクト 6-9-7-38 10.0% 25.0% 36.7% 329.7% 136.3%
4 キズナ 5-3-2-26 13.9% 22.2% 27.8% 183.1% 96.9%
5 ドゥラメンテ 3-1-0-12 18.8% 25.0% 25.0% 74.4% 39.4%
6 ハーツクライ 2-3-3-16 8.3% 20.8% 33.3% 26.3% 71.7%
7 モーリス 2-3-1-8 14.3% 35.7% 42.9% 52.1% 77.1%
8 ドリームジャーニー 2-1-0-4 28.6% 42.9% 42.9% 225.7% 87.1%
9 キタサンブラック 2-0-2-4 25.0% 25.0% 50.0% 112.5% 132.5%
10 メイショウボーラー 2-0-1-11 14.3% 14.3% 21.4% 131.4% 69.3%
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