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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 | 美 深山雅史 | 476(-4) | B | 1.21.2 | 3.4 | 1 | 35.6 | ④④ | ||
2 | 8 | 16 | 牡4 | 57.0 | 斎藤新 | 美 斎藤誠 | 524(0) | 1.21.2 | ハナ | 5.1 | 3 | 35.9 | ①① | ||
3 | 1 | 2 | 牡5 | 57.0 | 古川吉洋 | 栗 安田隆行 | 476(-2) | 1.21.3 | クビ | 24.7 | 9 | 35.4 | ⑩⑧ | ||
4 | 5 | 9 | 牡5 | 57.0 | 小崎綾也 | 美 堀宣行 | 544(+6) | 1.21.6 | 2 | 8.2 | 4 | 36.1 | ②③ | ||
5 | 6 | 11 | 牡5 | 57.0 | B.ムルザ | 栗 清水久詞 | 512(-2) | 1.22.0 | 2 1/2 | 18.9 | 7 | 35.9 | ⑭⑫ | ||
6 | 2 | 4 | セ8 | 57.0 | 岩田康誠 | 栗 松永幹夫 | 500(-2) | 1.22.1 | 1/2 | 31.1 | 10 | 35.5 | ⑱⑱ | ||
7 | 6 | 12 | 牡8 | 57.0 | 原優介 | 美 本間忍 | 510(0) | B | 1.22.2 | クビ | 165.0 | 15 | 36.0 | ⑮⑮ | |
8 | 4 | 8 | 牡4 | 57.0 | 酒井学 | 栗 須貝尚介 | 506(-10) | 1.22.5 | 2 | 17.2 | 6 | 36.5 | ⑩⑫ | ||
9 | 7 | 15 | 牡6 | 57.0 | A.ルメー | 栗 中内田充 | 480(+2) | 1.22.6 | 3/4 | 3.8 | 2 | 36.6 | ⑩⑩ | ||
10 | 4 | 7 | 牡7 | 57.0 | 池添謙一 | 栗 池江泰寿 | 492(0) | 1.22.6 | ハナ | 11.2 | 5 | 36.9 | ④⑤ | ||
11 | 5 | 10 | 牡5 | 57.0 | 松若風馬 | 栗 森秀行 | 510(-4) | 1.22.7 | クビ | 181.4 | 16 | 36.3 | ⑰⑯ | ||
12 | 7 | 13 | セ7 | 57.0 | 角田大河 | 栗 笹田和秀 | 460(+4) | B | 1.22.8 | 1/2 | 162.8 | 14 | 36.5 | ⑮⑯ | |
13 | 3 | 5 | 牡7 | 57.0 | 藤岡康太 | 栗 本田優 | 484(+8) | 1.22.9 | 3/4 | 61.3 | 12 | 37.5 | ②② | ||
14 | 2 | 3 | 牝6 | 55.0 | 田口貫太 | 栗 須貝尚介 | 452(-4) | 1.23.0 | 1/2 | 296.9 | 17 | 37.1 | ⑩⑩ | ||
15 | 3 | 6 | 牡4 | 57.0 | 角田大和 | 栗 角田晃一 | 518(-2) | 1.23.4 | 2 1/2 | 21.0 | 8 | 37.6 | ⑧⑤ | ||
16 | 7 | 14 | 牡5 | 57.0 | 高倉稜 | 栗 田中克典 | 506(+2) | 1.23.5 | 1/2 | 109.9 | 13 | 37.8 | ④⑤ | ||
17 | 8 | 18 | 牝6 | 55.0 | 泉谷楓真 | 栗 高橋亮 | 496(+8) | 1.24.2 | 4 | 58.9 | 11 | 38.4 | ④⑧ | ||
18 | 8 | 17 | 牡8 | 57.0 | 和田竜二 | 栗 西村真幸 | 496(+2) | B | 1.24.4 | 1 1/2 | 510.6 | 18 | 38.4 | ⑧⑫ |
ラップタイム | 12.0 - 10.6 - 11.3 - 11.4 - 11.4 - 12.0 - 12.5 |
---|---|
前半 | 12.0 - 22.6 - 33.9 - 45.3 - 56.7 |
後半 | 58.6 - 47.3 - 35.9 - 24.5 - 12.5 |
■払戻金
単勝 | 1 | 340円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 1 | 160円 | 1番人気 |
16 | 210円 | 3番人気 | |
2 | 480円 | 9番人気 | |
枠連 | 1-8 | 830円 | 3番人気 |
馬連 | 1-16 | 1,000円 | 2番人気 |
ワイド | 1-16 | 510円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
1-2 | 1,160円 | 13番人気 | |
2-16 | 2,150円 | 26番人気 | |
馬単 | 1-16 | 1,840円 | 3番人気 |
3連複 | 1-2-16 | 7,140円 | 21番人気 |
3連単 | 1-16-2 | 26,000円 | 69番人気 |
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土曜日の阪神芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
月曜日から金曜日にかけて降った雨の影響により、土曜日の芝コースは稍重でスタート。明け方ぐらいまでは雲の厚い空模様だったが、次第に青空が広がるようになり、7R終了後に良(JRA発表)へ回復。そのまま開催を終えている。
土曜日施行の芝内回り3競走における勝ち馬の最終4角通過順位は、2、1、1番手。4角6~7番手通過馬が3頭複勝圏入りを果たしているものの、突き抜けまでには至っていない。基本的に前のポジションを取っていた馬が、恵まれやすいコンディションだった。
日曜日開催中の予報は雨時々曇(25日7時の時点)。馬場が重くなれば、末一手の馬は持ち味を活かすことがより厳しくなる。よほどの馬場適性差や、展開面の恩恵でもないと、後方待機勢の利は薄い。ゆえに阪急杯に関しては、先行~好位差しタイプを優先したほうが、好結果につながりやすいのではないか。
絞り込みの線引きには難しいものがあるが、ここは近走で前めの位置から上位入線したことがある馬に注目。そのなかでも、近2走内に4角5番手以内のポジションで、3着以内の好走経験を持つ馬を重視したい。
また、阪急杯は内回りの芝1400mを使用。スペシャリストが幅をきかせやすいコースのうえ、緩めの馬場状態となりそうな状況でもある。それゆえ、当該コースで勝ち鞍がある馬、なおかつ芝の稍重~不良(JRA基準)で好走(3着以内)経験を持つ馬は、人気の有無にかかわらずチェックしておきたいところだ。
今回の出走馬で、要点(近2走の内容+阪神芝1400m実績+道悪実績)をクリアしているのは、①ウインマーベル、⑤メイショウチタン、⑦スマートクラージュ、⑯アサカラキング。従って当欄では、これら4頭を軸馬候補として推奨したい。
◆アサカラキング・斎藤誠師「逃げにはこだわらない。番手でもクリーンな位置なら問題ない」
◆ウインマーベル・深山師「昨秋から稽古で動けるようになった。ゲートも練習では問題ない」
◆エンペザー・田中克師「1400メートルは守備範囲だと思う。レースの形にもこだわりません」
◆カリボール・新田助手「無理に前に行くより、後ろで脚をためる展開が理想」
♦カルロヴェローチェ・須貝師「(前走は)久々で1ハロン長かった気がする。(距離短縮は)面白いかもしれない」
◆サトノアイ・須貝師「相手はそろったが、阪神1400メートルはいい」
◆サトノレーヴ・堀師「動きは良く、後肢のバランスも前走よりいい」
◆サンライズロナウド・安田助手「この馬のパターンで調整。いい意味で安定しています」
◆スマートクラージュ・池江師「もともとこの距離で使いたかった。展開がはまれば」
♦ダノンティンパニー・福永助手「前走は不利が重なったが、通用する力は示せた。スムーズな競馬で改めて」
◆タマモブラックタイ・角田師「1200メートルは忙しかった印象。力がいる馬場ならいい」
♦ボルザコフスキー・宮本助手「前走で通用することが分かった。脚をためる競馬がいい」
◆ホープフルサイン・本間師「展開の助けは必要になるが、脚をためる競馬の方がいい」
♦メイショウチタン・本田師「馬はまだまだ若々しい。馬場は荒れていない方がいい」
♦メイショウホシアイ・高橋亮師「阪神では実績があるし、55キロの斤量も魅力的」
♦ルプリュフォール・松永幹師「雨が降っても苦にしない。自分の脚は使うので、展開がはまってくれれば」
♦ワールドウインズ・笹田師「血統的には短距離の方がいいと思う。流れが向けば」
2014年以降(過去10年)の性別成績は、牝馬【2.1.2.15】、牡・せん馬【8.9.8.117】。勝率、連対率、複勝率のいずれも、前者に分がある。ただし、牝馬の複勝圏入りは、G1で2着以内の連対歴、もしくは牡牝混合重賞での優勝経験があった馬のみ。その点には注意したい。
(減点対象馬)
③サトノアイ ⑱メイショウホシアイ
2014年以降の1~2着馬延べ20頭中15頭がキャリア20戦以内。残る5頭には当該距離の芝重賞で2着以内の連対経験があった。相応の実績がないキャリア21戦以上の馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
③サトノアイ ④ルプリュフォール ⑤メイショウチタン ⑪ボルザコフスキー ⑫ホープフルサイン ⑬ワールドウインズ ⑰カリボール ⑱メイショウホシアイ
2014年以降の1~3着馬延べ30頭の前走を距離で分けると、1200m、1400m、1600mの3組に集約される。なお、1200m組の2着連対圏入りは、前走重賞からの臨戦馬のみ。気にとめておきたい傾向といえよう。
(減点対象馬)
③サトノアイ ⑥タマモブラックタイ ⑨サトノレーヴ ⑰カリボール ⑱メイショウホシアイ
2014年以降の2着以内馬延べ20頭中16頭が前走1桁着順。例外の4頭には芝1400mの重賞で4着以内の経験、または芝1800m重賞での1着歴があった。非根幹距離重賞での善戦・好走経験を欠く前走2ケタ着順馬は、連対(2着以内)候補として推奨しづらい。
(減点対象馬)
③サトノアイ ⑤メイショウチタン ⑩デュガ ⑫ホープフルサイン ⑰カリボール
2014年以降、近2走とも非重賞のレースにおいて、2着以下敗退を喫していた馬が、阪急杯で2着連対圏に入ったケースは皆無となっている。該当馬は過信禁物とみるべきだろう。
(減点対象馬)
③サトノアイ ⑤メイショウチタン ⑭エンペザー ⑰カリボール ⑱メイショウホシアイ
2014年以降、近2走とも重賞以外のレースに出走、かつ近2走ともに単勝6番人気以下だった馬が、当レースで複勝圏入りを果たした事例はゼロ。非重賞で低評価が続いている馬は、疑ってかかりたい。
(減点対象馬)
③サトノアイ ⑪ボルザコフスキー ⑭エンペザー ⑰カリボール
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直近5年の結果を見ると、毎年U指数4位以内の上位馬が馬券になっている。その一方で、二桁順位の指数下位馬の3着以内食い込みも散見される。あくまで中心は上位勢だが、指数順通りに買って簡単に的中できるほどシンプルなレースではない。相手に関しては、下位勢の台頭も視野に、手広くカバーする方針で臨むといいだろう。
軸馬候補の筆頭として取り上げたいのは、U指数1位にランクされている⑮ダノンティンパニー(99.6)。初めてのオープン挑戦となった前走は1番人気を裏切るかたちになったが、スタートに失敗したうえに直線で前がカットされる不利もあったので、度外視することができる。スムーズな競馬ができれば、力のあるところをしっかり見せつけてくれるだろう。
これに続くのが、2位タイで並ぶ2頭だ。今回と同じ舞台で行われた前走の阪神Cを勝っている①ウインマーベル(98.1)、勝ち切れないものの連続3着の安定感が光る⑦スマートクラージュ(98.1)は、ともに外すわけにはいかない。
そして最後に1頭、指数上位ながらも人気薄必至の4位④ルプリュフォール(96.2)の名前を挙げておく。
現行条件で最多勝利数を記録するのが3勝のダイワメジャーで、2014年コパノリチャード、2015年ダイワマッジョーレ、2021年レシステンシアが勝ち馬として名を連ねる。血統傾向としてはStorm Catの血を引く馬が好相性を示しており、2010年エーシンフォワードと2023年アグリが直系として勝利をつかみ、内包馬では2013年ロードカナロアと2022年ダイアトニックが父仔制覇を果たした。
ほか、デインヒルの血脈も存在感を放ち、2021年には母の父Lizard Islandのレシステンシアが勝利するだけでなく、2着にも母の父Dansiliの10番人気ミッキーブリランテが入線して波乱を演出。母の父ロックオブジブラルタルのミッキーアイルが2015年2着&2016年1着とリピート好走したり、日本で数少ないFastnet Rock産駒(2016年3着ブラヴィッシモ、2020年3着フィアーノロマーノ)が健闘したりしている。
アサカラキングは、父キズナ×母アサカラヴァーズ(母の父キングヘイロー)。父はStorm Catの血を引く種牡馬で、同産駒では23年ダディーズビビッドが2着に好走。なお、父系祖父ディープインパクトも2頭の勝ち馬を出しているため、今後の動向が注視される血統でもある。一方、母の父も種牡馬として2勝を挙げていることは興味深く、重賞4勝のディープボンドと「父×母の父」が共通するなど、配合面でも重賞級の評価を与えられる。
カルロヴェローチェは、父シルバーステート×母スサーナトウショウ(母の父ロックオブジブラルタル)。「父ディープインパクト系×母の父デインヒル系」は、15年2着&16年1着ミッキーアイル、21年2着ミッキーブリランテと少数精鋭の活躍をみせており、前者とは「母の父ロックオブジブラルタル」まで共通する。前走は骨折による長期休養明け。牝系特有の気難しさを考えれば距離短縮もよく、今回は試金石の一戦として注目だろう。
ルプリュフォールは、父ロードカナロア×母マイノチカラ(母の父サンデーサイレンス)。同産駒からは22年の勝ち馬ダイアトニックが出ており、同馬は13年ロードカナロアとの父仔制覇を達成することになった。なお、その13年阪急杯では、本馬の叔父にあたるオリービンが11番人気で3着に激走している。末一辺倒なので脚質的に当てにしづらいタイプではあるものの、差し・追い込み馬が台頭する展開になった際には筆頭となれる存在だ。