第296話 「京王杯2歳S」
09年 34.6-12.0-35.4 =1.22.0 ▼3▼4△11 平坦戦 稍重
10年 35.1-12.4-34.3 =1.21.8 ▼7▼7△ 6 瞬発戦
11年 35.3-12.2-34.6 =1.22.1 ▼7▼3△ 7 瞬発戦
12年 35.6-11.9-33.7 =1.21.2 ▼6▼3△ 4 瞬発戦
13年 36.7-12.1-34.3 =1.23.1 ▼6▼5△ 8 瞬発戦
東京芝1400mコースはコース適性【瞬6平3消1】
コース適性が示す通り(直線が長いので当然)瞬発力も重要だが消耗戦にもなり得るコース。
スプリンターが出走してくるレースでもあるのでスピードも問われるということです。
過去5年で上り1位の馬の成績が1-1-0-5とそれほど良いとは言えない数字でしょう。
上りの脚だけではちょっと厳しくやはりレースの流れに乗れるスピードも重要です。
ちなみに上り1位で連対したのは
レオアクティブ、
アニメイトバイオの2頭です。
このレース後も重賞勝ちしたりGⅠで馬券になったりと連対しなかった他の5頭に比べるとレベルが1個2個上の馬でした。
逆に言えばこのレースで上り1位で連対出来れば未来は明るいといえるかもしれません。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
瞬発戦の実績はそれほど必要ではないといえます。
それよりも連続加速実績は重要という傾向です。
スピードに乗るという点で一つの目安となるのは前走4コーナーの通過順。
ここで後方にいた様な馬はマイナス材料となります。
過去5年では前走4角5番手以内の馬の成績が5-4-5-38となっていて前走4角7番手だった
アニメイトバイオのみが唯一の例外でした。
また、前走新馬戦~500万下という今回昇級戦だった馬も2-3-2-33と活躍可能なレースですがこの組の場合は前走の上りがポイントで上り2位以内というのが連対の条件です。
前走上り1~2位という条件で絞ると2-3-0-12となります。
今年の登録メンバーで連続加速実績のあった馬は
アポロノシンザン、
ケンブリッジゴール、
ニシノラッシュ、
ロンバルディア、
ワキノヒビキ
の5頭です。
この中で前走4角5番手以内だったのは
アポロノシンザン、
ケンブリッジゴール、
ニシノラッシュ
の3頭です。
簡単に絞れた!と喜んだのもつかの間。
アポロノシンザンと
ニシノラッシュは前走500万下で上り4位以下、
ケンブリッジゴールはダート戦2連対。
ということで過去のデータ的には候補馬なしとなってしまった…。
前走の上りは度外視して
アポロノシンザンをイチオシとしておきます。
前走は初めて逃げたレースで最後2頭に交わされましたがなかなか粘っていました。
新潟1600で溜めて上り2位で快勝した様に前に馬を置いてレース出来れば逆転可能かもしれません。
ニシノラッシュは新潟2歳S3着はあるものの【瞬0平1消1】で上り最速圧勝だったのが福島1200、前走勝利しましたが本質的には
スプリンターという印象。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
アポロノシンザン→ニシノラッシュ→ケンブリッジゴール
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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