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今週のメーンは伝統の荒れるハンデ戦、函館記念。出走可能馬の半数以上が7歳以上というベテラン中心の顔ぶれにあって、特に注目されるのが函館記念4度目の出走となる9歳馬マヤノライジンだ。昨年の2着馬は、今春も勝ち星を挙げるなど元気いっぱい。悲願の重賞初Vへ、着々と態勢を整えている。
今年で3年連続4回目の出場。と言っても、甲子園の出場校ではない。マヤノライジンの函館記念出走歴だ。06年(3)着に始まり、08年(5)着、昨年は(2)着とすべて掲示板を確保してきた。“4度目の正直”は、陣営の悲願となっている。
そんなマヤノライジンだが、満を持して臨んだ前走の函館競馬場グランドオープン記念では、思わぬ大敗を喫した。ゲートで立ち上がって、2秒近い大出遅れ。隣の馬が暴れたことに驚く突然のアクシデントで万事休すとなった。だが、それも一過性のものだ。中間は元気に乗り込みを消化。1週前も函館Wコースで単走で追われ、5ハロン69秒3、3ハロン39秒8-12秒8を軽快にマークした。9歳馬ながら、まったく衰えを感じさせない動きだ。
「いい動きでしたね。前走はあれだけ出遅れたら仕方がないですし、衰えはありませんよ」
ライジンとは長い付き合いになる梅内調教助手の言葉からも、年齢を不安視する必要はなさそうだ。事実、今春の大阪城Sではキャプテンベガ以下に2馬身1/2差の完勝。老いてますます盛んなところを見せている。
近年は、競走馬の寿命が延びている傾向が顕著になってきた。人間でいえば30代後半にあたる年齢でも休養期間が適度にあり、今回が40戦目。6歳馬マンハッタンスカイが56戦目、7歳馬フィールドベアーが50戦目であることを思えば、消耗が少ないのは明らかで、元気な活躍もうなずけるというものだ。
「前走後はここ一本に絞って順調に来ていますし、もともとは得意なコースですから。力さえ出し切れれば、チャンスはあると思っています」
何と言っても過去3回の挑戦ですべて安定した成績を残しているライジン。梅内助手も巻き返しに意欲十分だ。ハンデも昨年2着時と同じ55キロなら、不安はない。年齢的にも重賞初制覇に向けて残り少ないラストチャンス。競走生活の集大成とも言うべき4度目の函館記念で、古豪マヤノライジンが渾身の走りを披露する。(黒田栄一郎)
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