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第33回帝王賞(6月30日、大井11R、指定交流、GI、サラ4歳以上、選定馬、定量、ダ右2000メートル、1着賞金7000万円)戸崎圭太騎乗で単勝5番人気のフリオーソが、2番手追走から直線で抜け出して2馬身半差の完勝。人気の中央勢を破り2年ぶり2度目の帝王賞制覇を飾った。2分03秒4(稍重)。1年2カ月ぶりだった8歳馬カネヒキリが2着と健在をアピール、追い込んだボンネビルレコードが頭差3着。逃げた1番人気のサクセスブロッケンは8着、GI9勝で2番人気のヴァーミリアンは9着に敗れた。
2年前、この帝王賞を制してから、届きそうで届かなかったGIタイトル。ヴァーミリアン、カネヒキリの高い壁に阻まれてきたからだ。それだけに、2頭を筆頭に中央の人気馬を倒しての勝利に、陣営の喜びはひとしおだった。
「強敵が揃っていたけど、前走時から調子がいいのは分かっていたから自信を持って乗った」。戸崎騎手は会心の騎乗を振り返る。前走かしわ記念は、現役最強ダート馬のエスポワールシチーに1馬身半差2着。サクセスブロッケンには先着していた。この日はサクセスを見る形で2番手を追走。抜群の手応えで4コーナーを回った。
「折り合い重視で乗ったが、手応えがすごく良くて4コーナーを回った時に“いける”と思った」。鞍上の手が動き出す前にサクセスを捕らえ、追い出されると弾かれたように一気に突き抜けた。2馬身半差の圧勝で、地方の雄は頂点を極めた。
川島正行師も晴れ晴れとした表情だ。「すごいメンバーが揃っていたけど、馬は万全だったし“今回勝てなかったら、もう(勝つ)チャンスはないよ”と戸崎君にも言っておいたんだ。ヴァーミリアンには1度も勝てていなかったから、今回の勝利は本当に嬉しいね」。余韻に浸るトレーナーは、これで地方通算999勝目。大台に王手をかける勝利だった。
次走は日本テレビ盃(9月23日、船橋、交流GII、ダ1800メートル)で、その後、地元の船橋開催のJBCクラシック(11月3日、交流GI、ダ1800メートル)の予定。88、91年のチャンピオンスター以来、史上2頭目の帝王賞2勝馬の誕生に、ファンの大歓声はいつまでも鳴りやまなかった。(大貫師男)
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