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10月13日の東京11Rで行われた第66回府中牝馬ステークス(3歳以上オープン、牝馬、GII、芝1800メートル、別定、11頭立て、1着賞金=5500万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気ディアドラ(牝4歳、栗東・橋田満厩舎)が夏のクイーンSに続く重賞連勝を決めた。勝ちタイムは1分44秒7(良)。
途中から大逃げの形てレースを引っ張ったのはカワキタエンカ。最初の1ハロンは12秒5、2ハロン目からすべて11秒台という流れを、ディアドラは最後方から追走する。直線ではジワジワと外に持ち出して、ゴール寸前で内のリスグラシューをキッチリとかわした。優勝したディアドラは、エリザベス女王杯(11月11日、京都、GI、芝2200メートル)の優先出走権を獲得。
リスグラシュー(2番人気)がクビ差の2着、そこからさらに半馬身遅れた3着に中団追走から脚を伸ばしたフロンテアクイーン(7番人気)。
府中牝馬ステークスを勝ったディアドラは、父ハービンジャー、母ライツェント、母の父スペシャルウィークという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は森田藤治氏。通算成績は19戦7勝(うち海外1戦0勝)。重賞は2017年紫苑S・GIII、秋華賞・GI、2018年クイーンS・GIIIに次いで4勝目。府中牝馬Sは、橋田満調教師は初優勝、クリストフ・ルメール騎手は2015年ノボリディアーナに次いで2勝目。
◆クリストフ・ルメール騎手(1着 ディアドラ)「良馬場で後ろのポジションから届くか心配しましたが、リラックスしていてすごくいい脚を使ってくれました。トップレベルに戻ってきましたね」
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