まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
“サトノ”の冠名でおなじみの里見治オーナー(75)のコラム「GIオーナーの心得」。第3回は、ジャパンCに出走するサトノクラウン(美・堀、牡5)の前走を振り返るとともに、最大のライバルであるキタサンブラックへのリベンジを誓った。
私の座右の銘は「積極進取」(せっきょくしんしゅ)。サミーの社是でもありますが、新しいアイディアを具体化するようにチャレンジしようということです。
常に試行錯誤の連続ですが、私が何より大事にしているのは、社員との一体感です。多少の技術があっても、魂を込めてモノづくりをしないと、いいものはできません。業績を上げるためには、みんなが一緒になってトップを目指すという連帯感が必要でしょう。
そういう意味で、会社の経営と厩舎の経営というのは非常に似ているような気がします。常にリーディング上位の厩舎は、やり方が違うなと感じることがあります。
社員との一体感というのは、言い換えれば人心の掌握です。一生懸命働こうという気持ちを出させるわけです。それには、インセンティブ(動機づけ)の必要があります。競馬においても、インセンティブがうまく機能している厩舎は、スタッフが一丸となって仕事をしている気がします。
超一流の調教師は、馬の特徴や状態をきっちりと把握しています。どういう調教が合うか、どのレースに出走させるかなど、よりベターな選択をする。そこは、馬本位で徹底しています。そして、おごることなく努力し続ける。そういう仕事ぶりを見ていると、自分のビジネスにおいても刺激を受けますね。
さて、今週のジャパンカップは、サトノクラウンで参戦します。前走の天皇賞・秋は、クビ差の2着。当然ながら負けたことは悔しいですが、出遅れながらも勝ったキタサンブラックが強かった。武豊騎手の騎乗ぶりも、“さすが武豊”と感心させられました。
レース前のパドックで、キタサンブラックの北島三郎さんとお話をしたんです。「里見さんは(体が)デカいから、俺が目立たないよ」と言うので、「北島さんのキタサンブラックは、私のクラウンよりもはるかに大きいですよ」って。そんな冗談をかわしていたら、負けてしまいましたね。クラウンは、キタサンに対して今年は1勝2敗。大阪杯で負けて、宝塚で勝って、前走で負けて…。順番からすると、今回は勝てるはず(笑)。
前回は不良馬場。クラウンは道悪が得意ですが、日本ダービー(3着)で上がり最速をマークしましたし、良馬場でも問題ない。距離的にも2000メートルより、2400メートルに延びた方が良さそう。他にもたくさん強い馬が出てきますが、キタサンを逆転するチャンスはある…と希望を込めて思っています。 (次回は12月19日掲載予定)
★ジャパンCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
里見 治(さとみ・はじめ) 1942(昭和17)年1月16日生まれ、75歳。群馬県出身。90年に馬主免許を取得。セガサミーホールディングス株式会社代表取締役会長。2016年菊花賞をサトノダイヤモンドで制し、GI初制覇。その後も所有馬が国内外のGIを制覇。今年は安田記念と宝塚記念を制している。昨年の個人馬主ランキング(賞金順)は1位。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|