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いよいよ、秋競馬の開幕だ!! 日曜の阪神では、今年から産経賞の冠がついたセントウルステークス(GII、芝1200メートル)が行われる。サマースプリントシリーズの最終戦で注目されるのは、名牝ビリーヴを母に持つフィドゥーシア。晩成の血を開花させた素質馬が母子制覇を飾り、スプリンターズS(10月1日、中山、GI、芝1200メートル)の主役を狙う。
競馬の暦では今週から秋に突入するが、まだ夏の戦いは終わっていない。名スプリンターだったビリーヴを母に持つフィドゥーシアが初重賞&サマースプリントシリーズ制覇に燃えている。
「何とかタイトルをひとつ取らせてあげたい。シリーズ優勝のチャンスもあるし、勝ちたいね」
滋賀県の栗東トレセンが全休日だった4日、母も手掛けた吉田厩務員が熱く意気込みを語った。
サマースプリントシリーズはここまで5ポイント。産経賞セントウルSを勝てば17ポイントとなり、他馬の着順に関係なく逆転優勝となる。それだけに、どの陣営よりもこのレースに懸ける思い入れは強い。
母は2002年のこのレースで重賞初制覇。続くスプリンターズSも勝ち、一気にGI馬へ上り詰めた。その母と同じく、娘もキャリアを積むごとにじわじわと力をつけて、5歳秋を迎えて本格化。成長著しい愛馬に吉田厩務員が名牝と姿をだぶらせる。
「お母さんも晩成だったように、この血統は奥手だね。目方(体重)はそんなに変わらないけど、つくべきところに(筋肉が)ついて体に幅が出てきたし、短距離馬っぽい体になってきた」
近3走で2勝、2着1回の成績が、充実ぶりを証明している。前走のアイビスSD(2着)は惜しくもゴール前でクビ差かわされたが、レース内容は勝ちに等しいものだった。そして、中間の調整過程も順調だ。初めて千直を走った2走前は少し反動があったが、前走後は「ダメージはそれほどなかったし、調整はしやすかった」と好調ぶりに胸を張る。
「1000メートルを2回使ったので掛からなければいいけど、先行馬が有利な開幕週だし、無理に引っ張らなくていい。以前と違って粘り腰が出てきた。道中リラックスして走って、あとは押し切れるかどうかだね」と吉田厩務員は期待を込める。
この後はスプリンターズSを予定。晩成の血が開花したフィドゥーシアが秋の開幕を告げるスピード決戦を制して、母と同じサクセスストーリーを歩む。 (斉藤弘樹)
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★母も同じ道を
母ビリーヴは1998年生まれのサンデーサイレンス産駒。フィドゥーシアと同じ栗東・松元茂樹厩舎に所属した。4歳時の2002年夏に頭角を現し、同年のセントウルSで重賞初制覇。続くスプリンターズSも制した。翌年の高松宮記念も制すなどスプリント戦線で大活躍。通算28戦10勝、重賞4勝の戦績で引退し、米国で繁殖入りした。
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