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フランス版ダービーのジョッキークラブ賞(GI、芝2100メートル)が31日にシャンティー競馬場で14頭によって争われ、ヴァンサン・シュミノー騎手が騎乗したニューベイ(フランス=アンドレ・ファーブル厩舎、牡)が1馬身1/2差で優勝。デビュー4戦目でフランス3歳馬の頂点に立った。勝ちタイムは2分5秒69(良)。
騎乗したシュミノー騎手は、昨年のフランス障害でチャンピオンに輝いた若手。フランスの名伯楽ファーブル調教師が目をかけている注目のホープにとって、これが平地GI初制覇となった。ファーブル調教師は4度目のジョッキークラブ賞V。
ニューベイは父ドバウィ、母シナモンベイ、母の父ザミンダーという血統のイギリス産馬。重賞初勝利。前走のプールデッセデプーラン(仏2000ギニー)は、僚馬メイクビリーヴから3馬身差の2着だった。
この結果を受けて、イギリスの大手ブックメーカー・ウィリアムヒル社では、凱旋門賞の前売りオッズでニューベイを日本の2冠馬ドゥラメンテと並ぶ2番人気タイの11倍としている。1番人気は凱旋門賞3連覇を狙うトレヴで4倍。
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