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8日の東京6R2歳新馬(ダート1600メートル)は、蛯名正義騎手騎乗の3番人気レレマーマ(牡、美浦・国枝栄厩舎)が2番手追走から抜け出して完勝した。タイムは1分38秒8(良)。
スタート直後は5頭ほどが横に広がる形となったが、そのなかからコンゴウヒーローが抜け出して単騎で先行。外からレレマーマが楽な手応えで2番手につけ、人気のニーマルキングも好位からレースを進めた。4コーナーでは手が動くコンゴウヒーローに対して、レレマーマは馬なりのまま。外からニーマルキングも差を詰めにかかったが、レレマーマの蛯名騎手が相手の手応えを確認してから追い出すと、ぐんぐん伸びて完勝した。7馬身差の2着がニーマルキングで、さらにアタマ差の3着には2番人気のバーンイットアウトが入っている。
レレマーマは、父カネヒキリ、母ウィキウィキ、母の父フレンチデピュティという血統。姉ウリウリはGIII京都牝馬Sの勝ち馬。祖母リアルナンバーはアルゼンチンGIヒルベルトレレナ賞の勝ち馬。
蛯名騎手は「気が良すぎる面があって、3番手で我慢させたかったのですが、ずっと掛かり通しでした。ダートでの能力の高さは見ての通りなので、テンションが上がらず、楽に競馬できるようになると、もっといい走りができると思います」と能力の高さを評価しつつも、気性面の成長を望んでいた。
★8日東京6R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら
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