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1日の東京5R2歳新馬(芝1600メートル)は、蛯名正義騎手騎乗の2番人気ダイワミランダ(牝、美浦・国枝栄厩舎)が逃げ切って人気に応えた。タイムは1分36秒9(良)。
好スタートを切ったダイワミランダが先行策。外からロックキャンディが2番手に上がり、ボンボンキャスト、人気のアルーリングトーンなども好位に続く。ペースはあまり上がらず、ダイワミランダはマイペースの逃げ。直線に向いても脚いろが鈍ることはなく、坂を上がってからも軽快にリズムを刻み、母ダイワスカーレット譲りの先行力でそのまま押し切った。10月11日にデビュー予定だったが、フレグモーネのため出走取消となり、今回は仕切り直しの一戦。GI4勝の母を持つ注目の良血馬が、好発進を決めた。2馬身1/2差の2着が4番人気のボンボンキャスト。さらにクビ差の3着には坂を上がってから猛然と伸びてきた5番人気パーフェクトビューが入っている。
ダイワミランダは、父ハービンジャー、母ダイワスカーレット、母の父アグネスタキオンという血統。母は有馬記念、桜花賞などGI4勝。おじダイワメジャーは天皇賞・秋などGI5勝。牝系からはほかにも活躍馬が多数出ている。
国枝調教師は「これだけ注目されている馬だし、仕切り直しで、いい結果が出せてホッとした。まだまだおつりもあったし、強かったね。バイタリティがあるし、距離が延びて良さそう」と期待の大きな良血馬が結果を出して、安堵の色を浮かべていた。
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