【ローズS】ミッキークイーン、半馬身先着12秒32015年9月10日(木) 05:02
《栗東》オークス制覇以来となるミッキークイーン(池江)は、CWコースで一杯に追われ5ハロン69秒7-12秒3をマーク。ベルサリエーレ(オープン)に半馬身先着した。浜中騎手は「反応もよく、いい意味で変わっていない。レースから遠ざかり、気持ちが抜けているところもあったけど、きょうのひと追いで変わると思います」。池江調教師も「1週前とすればまずまず。春に見られた右の腰やトモ(後肢)の疲れが取れたのが何より」と手応えを感じていた。
オークス9着以来のクイーンズリング(吉村)は坂路でダッシングブレイズ(1000万下)に1馬身遅れたが、馬なりで4ハロン52秒9-12秒5の好タイム。吉村調教師は「いい動き。体がボリュームアップしている。ステップレースとはいえ、力を出せる状態に仕上げたい」と意欲十分だった。
オークス5着以来のアンドリエッテ(牧田)はCWコースで一杯に追われ、5ハロン70秒1-12秒1と鋭いフィニッシュ。併せ馬で4馬身先着した。牧田調教師は「はじけたね。休み明けとすれば万全。体が増えているのは成長分」と目を細めた。来週は新コンビの横山典騎手が騎乗する。
連勝中のトーセンビクトリー(角居)は、芝コースを3頭併せの最内で5ハロン69秒2-11秒9。馬なりで併入した。吉岡助手は「折り合いを確認した程度。我慢できていた。すごく成長している」と笑顔を見せた。
5月に500万下を勝って以来のレーヌドブリエ(矢作)は坂路で4ハロン53秒7-13秒4をマークし、1馬身半先着。矢作調教師は「ひと息入れてここは予定通り。動きもよく、いい状態」と話した。
《美浦》昨年の2歳女王ショウナンアデラ(二ノ宮)は、阪神JF以来の実戦。坂路の併せ馬でエンブレマータ(3歳未勝利)を子供扱いにし、4ハロン55秒8-15秒3で7馬身先着。台風の影響で極悪馬場の中、一番時計をマークした。「相手がついてこれず、満足いく併せ馬にならなかったが、休養後しごく順調にきている」と二ノ宮調教師は話した。
スイートピーS以来となる3戦3勝のディープジュエリー(国枝)は、南Wコースで4ハロン54秒0、3ハロン40秒0-13秒3をマークして、馬なりで外ダイワミランダ(500万下)と併入した。「きわめて順調。輸送も大丈夫だし、体も実が詰まってシャープになっている」と国枝調教師。 |
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【めざせクラシック】2頭出しで意欲満々の国枝師2015年4月29日(水) 05:02
デスク 今週はダービートライアルの青葉賞に加えて、日曜日にはオークストライアルのスイートピーS(5月3日、東京、OP、芝1800メートル)が行われる。
藤沢 登録した17頭中15頭が賞金400万円の1勝馬。2着までに優先出走権が与えられるとあって、美浦の各陣営から熱い意欲が伝わってきます。
デスク たとえば…。
藤沢 2頭出しの国枝厩舎ですが、2戦2勝のディープジュエリーについては「東京は問題ないし、不利なくレースができれば」と国枝調教師は強気で、1勝馬のダイワミランダもまんざらではなかったですよ。
デスク 母が名牝ダイワスカーレットだものな。
藤沢 新馬勝ちが東京ということもあり、陣営は「自分のペースで競馬ができればチャンスはある」と意欲満々です。
デスク じゃあ、次は栗東から。
将美 シャルール陣営が強気でした。忘れな草賞ではメンバー最速の上がりを見せて3着。「前半は掛かっていたのに、ラストはきっちりと伸びました。東京コースもよさそうだし、道中の折り合いがすべてでしょう」と松永幹調教師は話していました。 |
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