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第58回アメリカジョッキークラブカップ(22日、中山11R、GII、4歳上オープン国際、別定、芝・外2200メートル、1着本賞金6200万円=出走17頭)蛯名正義騎乗で7番人気の伏兵タンタアレグリアが直線インから抜け出してV。待望の重賞初制覇を成し遂げた。タイム2分11秒9(良)。今後は天皇賞・春(4月30日、京都、GI、芝3200メートル)を目標にローテーションを組む。蛯名騎手は26年連続のJRA重賞勝ち。1/2馬身差2着が1番人気のゼーヴィントで、さらに1馬身1/4差の3着が3番人気ミライヘノツバサだった。
これぞベテランの味だ。3月に48歳を迎える年男・蛯名正義騎手に導かれた7番人気のタンタアレグリアが、内からするすると抜け出して重賞初Vを飾った。
「まだ若い者には負けていられないからね」
歴代3位タイとなる26年連続JRA重賞制覇を決めたジョッキーが笑顔を見せた。スタートして中団の内々へ。「できれば(内に)もぐっていきたい」と考えていたジョッキーの思惑通り脚をためると、4コーナーで馬群が横に広がったときも内で我慢。直線入り口で先頭を射程圏に入れ、馬の間を縫うように抜け出すと、最後までしぶとく伸びてゼーヴィントの追撃を振り切った。追い出しを焦らず、冷静に馬を誘導するベテランならではの騎乗ぶりが光った。
「なかなか思い通りにはならないものだけど、今回はこういう形になればいいな、という競馬ができた。4コーナーの手応えも良くて追い出しを待ったぐらいだけど、外も伸びていたからね。なんとかしのいでくれた」
してやったりの蛯名騎手。3歳時には青葉賞2着、菊花賞4着と早くから素質をのぞかせていたタンタだが、昨年の天皇賞・春4着後、体調が整わず放牧が長引いた。万全の態勢になるまで待って帰厩。そのかいあって約9カ月ぶりの実戦できっちりと結果を出した。
「休み明けだったけど、馬が力をつけていると思っていた。まだまだ変わってくると思うし、無事に天皇賞・春へ向かいたいね」
マツリダゴッホ以来、10年ぶり2度目のAJCC制覇となった国枝調教師は、春の大目標を天皇賞に設定。その前に阪神大賞典(3月19日、阪神、GII、芝3000メートル)か日経賞(3月25日、中山、GII、芝2500メートル)を挟む予定だ。
「やっと賞金を加算できたし、昨年の休んでいたぶんを取り戻したい」と活躍を願う蛯名騎手。ますます円熟味を増したベテランとのコンビで、タンタアレグリアが今年は飛躍の一年とする。 (柴田章利)
★22日中山11R「アメリカジョッキークラブカップ」の着順&払戻金はこちら
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