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今週から有馬記念まで続く、秋のGI7連戦。第1弾となるエリザベス女王杯(13日、京都、芝2200メートル)の追い切りが9日に行われ、昨年の覇者マリアライト(美浦・久保田貴士厩舎、牝5歳)が美浦トレセンで軽快な動きを見せた。前哨戦こそ5着に敗れたが、“叩き良化型”らしく体調は上昇。連覇に向けて陣営は自信を深めた。
女王がお目覚めだ。史上4頭目の連覇を目指すマリアライトが、本番に向けて上昇カーブを描いてきた。
Wコースの向こう正面から勢いよく単走で飛び出し、上々の行きっぷりで5ハロン68秒8、3ハロン39秒5-13秒3を馬なりでマーク。前夜の雨で重くなったウッドチップにバランスを崩すことなくリズミカルに駆け抜けた。
「外ラチ沿いを気持ち良さそうによどみなく走れていた。ひと追いごとに走るバランスも良化。昨年と大きく変わらない状態まで来ている」
最終追い切りを見届けた久保田調教師が好感触を口にする。秋初戦の産経賞オールカマー(5着)を使って、本来の姿に近づいてきた。
昨年の覇者で今夏の宝塚記念でもドゥラメンテなどの強豪牡馬を撃破した実績を思うと、前走の内容は物足りなかった。そのため「前走は勝負どころの反応が悪かった。気持ちが乗ってきていないので、考えながらやってきた」と久保田師は敗戦を分析し、しっかり本番へ向け手を打ってきた。
これまでは単走主体の追い切りだったが、短期放牧から帰厩後は4本の併せ馬を消化。普段の軽い調整でも坂路に入る回数を週1回から2、3回に増やした。
先週2日には約1年1カ月ぶりに蛯名騎手を追い切りに乗せ、今まで着用していたメンコ(耳を覆うマスク)も2週連続で外して追い切った。走り方も、じわっと加速するのではなく、向こう正面からスピードに乗せて一気にギアを上げる形に変更。最終追い切りの時計も、昨年のエリザベス女王杯(4ハロン54秒5)、宝塚記念(5ハロン70秒3)と比べると速く、調教の負荷も今まで以上。すべては前向きさを取り戻すためだ。
女王杯の後は有馬記念が控えるが、「牝馬限定のここが一番の目標だし、全力投球。年度代表馬を取るにもここが大事な一戦だからね。動きもピリッとしてきた」と久保田師は胸を張る。女王の座は譲らない。その気持ちがひしひしと伝わってくる。 (板津雄志)
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