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24日の東京4R2歳新馬(芝2000メートル)は、北村宏司騎手騎乗の3番人気クワトロガッツ(牡、美浦・伊藤大士厩舎)が外から豪快に差し切りデビュー勝ち。タイムは2分4秒2(良)。
バトルミュートゥスが出遅れた以外は、15頭がほぼ一線のスタート。ダッシュ良くチャンピオンパラオが先手を取り、1番人気のスペルオンミーも好スタートから前に並びかける。さらにその外からジョニーも好位へ。流れが落ち着いたところで、やや行きたがるしぐさを見せたスペルオンミーが前をかわして先頭に立ち、ジョニーがこれに続く。ペースは遅かったが、直線半ばで先行馬はやや脚いろが鈍り、差し馬が台頭。馬群の中からキネオペガサスが先頭をうかがったが、これを外から一気に差し切ったのがクワトロガッツだった。道中は中団の外を追走。直線で大外に持ち出すと、抜群の手応えから末脚を伸ばし、鮮やかな新馬勝ちを決めた。アタマ差の2着が5番人気のキネオペガサス。3馬身離れた3着争いはハナ、ハナの大接戦となったが、わずかに9番人気ハヤブサゴッドが先着した。
クワトロガッツは、父マンハッタンカフェ、母ピースオブラヴ、母の父マイネルラヴという血統。母はGIIIマーメイドS2着馬。
北村宏騎手は「東京2000メートルの外枠なので、道中の位置はあのぐらい(中団やや後ろ)で。前半は気を使って追走していましたが、しまい反応があるのは、調教で分かっていました。よく反応してくれたと思います」と手応え通りの走りに納得の口ぶりだった。
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