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12日の京都11R栗東S(4歳上オープン、ダート1200メートル)は、武豊騎手騎乗の1番人気マルカバッケン(牡6歳、栗東・増本豊厩舎)が直線で抜け出し快勝。タイムは1分10秒3(稍重)。
エクセルシオールがダッシュ良く先手を奪い、フィールドシャイン、スリーボストンなどが続く。人気のマルカバッケンも好位を追走。エクセルシオールの逃げも直線半ばまでで、外からスムーズにマルカバッケンが抜け出しを図る。内から3番人気のスリーボストン、外から2番人気のナガラオリオンが襲いかかり、人気3頭の争いになるが、最後までしぶとく伸びたマルカバッケンが押し切り、2走前の千葉Sに続くオープン2勝目を飾った。クビ差の2着がスリーボストンで、ナガラオリオンは1馬身1/4差の3着。
マルカバッケンは、父クロフネ、母フェイムドグレイス、母の父サンデーサイレンスという血統。通算成績は25戦7勝となった。
武豊騎手は「スタートが良く、いいポジションで流れに乗れたね。特に意識したわけではないけど、強い2着馬をマークする形でも運べた。以前より歩様がスムーズだったし、馬の具合も良くなっているんでしょう」と10Rに続くオープン特別連勝を冷静に振り返っていた。
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