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23日の中京10R大寒桜賞(3歳500万下、芝2200メートル)は、北村友一騎手騎乗の1番人気ラストインパクト(牡、栗東・松田博資厩舎)が叩き合いを制してV。タイムは2分15秒7(良)。
スタート後は逃げようとする馬がおらず各馬が引っ張り合う展開。押し出されるようにマウイノカオイがハナに立った。しかし、2コーナー過ぎでクラウディオスが意を決したように外からハナを奪い、つれてアウォーディーも2番手に押し上げる。人気のラストインパクトは中団でじっくりと構えた。勝負どころで後続が動くと、2番手からアウォーディーが早めに抜け出しを図って直線に向く。押し切りを図ったアウォーディーだったが、これを目標に脚を伸ばしてきたのが1番人気のラストインパクト。3着以下を大きく引き離して2頭の叩き合いになったが、最後は人気のラストインパクトが力でねじ伏せて快勝した。1/2馬身差の2着が3番人気のアウォーディー。7馬身離れた着には5番人気のポセイドンバローズが入っている。
ラストインパクトは、父ディープインパクト、母スペリオルパール、母の父ティンバーカントリーという血統。通算成績は5戦2勝となった。
北村友騎手は「行く馬がいなくて前半はハミを噛んでいましたが、道中はうまく抜けてメリハリの利いた走りができました。2着馬がしぶとかったですが、最後まで脚が鈍らず、力をみせてくれました」と人気に応えての勝利を冷静に振り返っていた。
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