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【東西現場記者走る】サラッと勝つ!ハクサン陣営自信

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【東西現場記者走る】サラッと勝つ!ハクサン陣営自信

 1週間の密着取材で高松宮記念の勝ち馬を探り出すGI企画の2日目。担当の大阪サンスポ・川端亮平記者(33)は、昨年2着のハクサンムーンを取り上げる。4年連続参戦となる7歳馬だが、陣営の自信度は過去最高。試行錯誤を重ねて積み上げてきたものが、ついに実を結ぶときがきそうだ。

 4年連続参戦となるハクサンムーンのたくましさが際立つ。

 昨秋はセントウルS8着、スプリンターズS12着。“もう枯れてしまったのか”と思っていたら、今年初戦の夕刊フジオーシャンSで2着に逃げ粘って健在ぶりをアピールした。取捨選択が難しい7歳馬だが、西園調教師は復調の手応えをつかんでいる。

 「秋は追い切りでムチを入れてびっしり仕上げたけど、それがムーンの気持ちを損ねていたかもしれない。前回はサラッと仕上げたら、当日の雰囲気も結果も違ったね」

 いかに気分よくレースに臨めるかを重視し、今回もソフト調整を継続。それでいて坂路での1週前追い切りでは、馬なりでラスト1ハロン11秒7をマーク。調整役の田中助手が「あっという間だった」と舌を巻くほどの動きだった。

 酒井騎手も前走の返し馬で工夫を凝らしていた。「いつもはリラックスさせるようにするけど、前回は気合を乗せるために初めてグッと(アクセルを)踏んでいった」。その効果もあってか、スムーズにスタートダッシュが決まった。「久しぶりに手綱を持ち上げるくらいの感触で直線に向いた。いいときのムーンだった」と昨秋との違いを証言する。

 Bコースでの開催のため、荒れた内側の馬場がカバーされ、前有利になりそうなのも追い風。同型の先行馬がそろったが、ハクサンムーンの底力には注意が必要だ。(川端亮平)

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