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「GI馬の夏休み2011」(金曜日付で掲載)の第3回は、天皇賞・春で悲願のGI初制覇を飾ったヒルノダムール(栗・昆、牡4)を取り上げる。現在は仏GI凱旋門賞(10月2日、ロンシャン、芝2400メートル)挑戦に備え、栗東トレセンの坂路でしっかりと調整中。世界の頂点に向けて、パワーアップを図る日々を送っている。
世界最高峰レース・凱旋門賞制覇へ向けて、着々と準備を整えている。天皇賞・春でGI初制覇を遂げたヒルノダムールが、8月10日のフランス遠征を控え、栗東トレセンで牙を研いでいる。
「フランスに行ってからの調整がしやすいように、と考えて、調教を積んでいます。現地では坂路もなく“鍛える”ことはできないですし、ある程度、こちらで(体を)つくって行きます」
前走から約3カ月間。昆調教師が猛暑の中、トレセンで汗を流し続けている意図を説明した。
前走後は1カ月ほど馬体回復に努めたが、その後は普段から坂路2本が日課になった。7月に入ってからは、ラスト1ハロンだけ伸ばす調教に移行。11秒台で駆け上がることもあり、27日には坂路で4ハロン54秒6、ラスト1ハロン12秒0をマークした。
「いつも栗東にいるときは480キロぐらいで、今も同じくらい。昨年はまだ線が細かったが、古馬らしいドシッとした体つきになってきた。こっちは暑いけれど、夏バテもなく元気一杯だね」と平岩厩務員が順調に進む調整過程に胸を張る。
8月3日から栗東トレセン内で輸出検疫を受け、10日に成田空港から出国。前哨戦のフォワ賞(9月11日、ロンシャン、仏GII、芝2400メートル)では、同じく凱旋門賞に挑むヴィクトワールピサ、ナカヤマフェスタと激突する。「フォワ賞を前哨戦とは思っていません。本番まで中2週しかありませんし、そんな甘い仕上げでは(凱旋門賞は)勝てないと思いますから」。昆師は初戦から全力投球で、凱旋門賞につなげる心構えだ。
「心肺機能や筋肉はしっかりしているし、あとは初めての経験になる輸送をクリアしてほしい。タフなロンシャンのコースは合っていると思うし、競馬が上手な馬なので、スローの展開でも大丈夫」と“世界一”を見据える昆師。そのために今は鍛錬あるのみだ。(瀬戸聡)
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