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桜花賞の追い切りが東西トレセンで行われた。栗東では“留学”中の関東馬ダノンベルベールが坂路単走で4ハロン52秒9、終い11秒9と絶好のアクション。美浦から駆け付けて感触を確かめた後藤騎手は「誰が見ても素晴らしい状態と分かるパフォーマンス」と満足そう。ブエナビスタの強さは認めつつも、阪神JF2着の雪辱に燃えていた。
打倒ブエナビスタへのボルテージは確実に高まった。栗東で調整を続ける関東馬ダノンベルベールが、坂路で素晴らしい伸びを披露。阪神JFでは2馬身1/2差の2着に甘んじたが、ここへきてのスケールアップを漂わせる力強い動きに、逆転の可能性を垣間見せた。
単走で馬場の真ん中をテンポよく疾走し、ラスト2ハロンで加速すると回転の鋭いフットワークを繰り出した。そして、勢いに乗ったままフィニッシュ。4ハロン52秒9、3ハロン37秒3は絶賛するほどではないが、勾配がきついラスト2ハロンで23秒9-11秒9のラップは非凡だ。
「終い2ハロンはいい時計でした。最後まで(フォームが)ぶれることがなかったし、誰が見ても素晴らしい状態と分かるパフォーマンスでした」と、栗東に駆け付けて騎乗した後藤騎手は納得の表情。「(最後の)2ハロンが速いのは能力がある証拠。いい動きで満足しています」と国枝調教師も思わず頬を緩めた。
レース直前の長距離輸送という負担をなくすため、阪神JF時に続いて2度目の栗東滞在。「前回、来たことが今回につながると思った」という国枝師の青写真通り、すべてが上向いている。「栗東も2度目で環境にも慣れ、カイ食いなどもいい。暖かくなって毛ヅヤもいいし、今回が一番いい状態じゃないかな」。桜を前に最高の仕上がりに持ってきた。
あとは力対力の勝負。「一枚以上、上じゃないか」と国枝師、「生まれた年が悪かった。それくらい強い」と後藤も2歳女王に敬意を払うが、諦める気持ちはない。
「前走(クイーンC2着)で先行できたし、引き出しが増えた。少しずつだが進歩している」と後藤は確かな成長を武器にVを見据える。「牝馬のこの時期は色々と難しい。一番うまく行った馬が勝つ」。そう言った国枝師は「ここまで無事に来て、やれることはできた」。勝利の条件はクリアしている、その気持ちが滲み出ていた。(下村静史)
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