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23日、京都競馬場で「第18回平安S」(GIII、ダ1800メートル)が行われ、川田将雅騎手騎乗で2番人気のダイシンオレンジ(牡6歳、栗東・庄野靖志厩舎)がインバルコ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)の猛追をハナ差しのいで重賞2勝目を挙げた。タイムは1分51秒5(良)。
レースはトーホウオルビス(牡6歳、栗東・谷潔厩舎)が先手、2番手にダイナミックグロウ(牡7歳、栗東・目野哲也厩舎)がつける展開。ダイシンオレンジはそのすぐ後ろの3番手での競馬となった。
他馬がGOサインとともに仕掛ける中、抜群の手応えで直線を迎えたダイシンオレンジは、楽に先頭に立ち後続を引き離した。最後は脚が止まり、追い込まれたが、ハナ差しのいで重賞2勝目となった。
2着は豪快に追い込んだ3番人気インバルコ、3着は藤岡佑介騎手騎乗で4番人気のサクラロミオ(牡6歳、栗東・羽月友彦厩舎)。1番人気に支持されたマチカネニホンバレ(牡6歳、美浦・藤沢和雄厩舎)は5着に終わった。
ダイシンオレンジは、父アグネスデジタル、母アシヤマダム、母の父ラシアンルーブルという血統で、通算20戦7勝。重賞は10年アンタレスS(GIII)に続いて2勝目。鞍上の川田騎手、管理する庄野調教師はともに平安S初制覇となった。
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