まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
セントライト記念の追い切りが12日、東西のトレセンで行われた。日本ダービー11着以来のアーバンシックが美浦Wコースで鋭い伸び脚を披露し、3頭併せで最先着。タイムも文句なしで、調教評価『S』となった。
◇
実り多き秋を予感させた。洗練された栗毛の馬体を輝かせながら、アーバンシックが抜群の切れ味を発揮。照りつける日差しのもと、武井調教師は声を弾ませた。
「ハロー明けで馬場のいい時間帯でしたし、これぐらいの時計は簡単に出る馬ですからね。無理はさせていません。自信を持って送り出せます」
追い切りは美浦Wコースで僚馬2頭を追いかける形。ゆったりとした流れでも何とか我慢すると、直線で末脚がはじけた。馬なりのまま鋭く伸びて、中チートメジャー(未勝利)にクビ差、外ザロック(1勝)に3馬身先着。またがった石神深騎手(実戦はルメール騎手)も「反応が良かったし、抜け出してからもハミを抜くことなく走れていました」と納得の表情だった。ラスト1ハロン11秒2(6ハロン83秒4)は、この日2番目に速いタイム。8日の美浦坂路では一番時計(4ハロン51秒9)をマークしており、調教評価は最上の『S』だ。
京成杯ではのちの日本ダービー馬ダノンデサイルに0秒1差2着と肉薄したように、秘めた資質は世代上位。皐月賞4着から臨んだダービーでは見せ場なく11着に沈んだが、トレーナーは「展開が全てでした。それでもあの馬なりの競馬はできましたね」と前を向く。
課題の精神面にも成長がうかがえる。激しい気性がネックとなってきたが、「ひと夏を越して大人になりましたね。落ち着いて調整できています。春に2つのGⅠを経験できたことが、この馬に良かったのでしょう」と指揮官。石神深騎手も「確かにズルさを見せるところはありますが、そこまで気になりません。キャンターに入れば、すごく乗りやすいです」と目を細める。
現在の収得賞金は1700万円。今後のレース選択の自由度を高めるためにも、賞金加算は最重要課題だ。トレーナーは「広い馬場の方が合うとは思いますが、中山でも互角の勝負ができています。コースに不安はありません」と勇み立つ。この秋、アーバンシックが飛躍のときを迎える。(山口遥暉)
■人気記事【ジャパンC2024】勝ち馬予想の金言録「ジャパンカップは芝2400m御用達の馬を狙え」
■新着記事【ジャパンC2024】データアナリスト柿谷陽介の選ぶ3頭「世界最強の可能性がある。乗り役にも期待」
■新着記事【ジャパンC2024】レーティングとモノサシで考える モノサシ比較と斤量から◎スターズオンアース
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|