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ラッパズボン、とは言わない。ならば何か? パンタロン? いやいや、昔習っていたピアノ教室で歌わされた歌の歌詞に出てきたような気もするが(笑)、パンタロンを聞かなくなってから既に四半世紀は経つ。ならばなんだろう……? ベルボトム? ベルボトムでさえ最近は聞かない気がする。
調べてみたら、別の呼び方として「ライダー」なんてのもあるようで、更に裾の広がり方で呼称は変わるらしいことが分かった。「ブーツカット」とも「フレア」とも呼ぶらしい。ファッションには詳しくないが(笑)“言うと恥ずかしい”古臭いファッション用語は他にも沢山ある。
「チャック」とは言わなくなり「ファスナー」と呼ぶようになったと思っていたら、いつの間にか「ジップ」と呼んでいる。「コールテン」と昔は確かに言ったはずだが「コーデュロイ」に変わり、「トックリ」のセーターは「タートルネック」のニット。「モック」とか「ポロネック」なんて呼び方もあるらしいからもうお手上げだ。もはや何語なのかも判らないし、そもそも“名が体をなしていない”ので、言われてもそれが衣服のどのパーツを表すのか判らぬし、ましてどんな形をしているかなど想像もつかない。そう、“名が体をなしていない”のだ(笑)。
「ラッパズボン」で良いではないか? ラッパと言えば裾が広がってラッパみたいになっているのは小学生でも想像がつくし、「トックリ」と言えば日本人ならどんな形かすぐ分かる。なぜそんなに“cool”を求めるのだろうか(笑)。モノについた“名前”の多くは、最初についた呼び方のほうが分かり易いのが一般的で、あとになって呼び名が変わるほど意味が判らなくなりがちだ。
さて、“最初についた名前”のほうが分かりやすいのはモノの名前だが“最初”といえば競馬で、今週土曜京都競馬場のメイン競走、平安Sは「最初」関連の金言で勝ち馬(好走馬)予想が可能なレース。今週の金言を紹介するとしよう。
曰く「平安ステークスはデビュー勝ちした馬から」。
例えば昨年の優勝馬グロリアムンディは新馬勝ちしているし、一昨年2着のケイアイパープルも初戦の未勝利戦を勝っている。また2020年の勝ち馬オメガパフュームも白星発進を決めていて、歴代このレースを好走した馬の多くは“デビュー勝ち”を収めている。ダート重賞は「連勝馬」を狙うのが定石だが、この定石を覆すパターンの一つに“デビュー勝ち”がある。
ハピはデビューから3連勝したエリートの出。大阪-ハンブルクCで敗れた後、陣営が何を考えたか天皇賞(春)に出し、惨敗を重ねたが、本来のダートに戻ればこの馬は強い。少なくとも実力を出し切ればここで上位は間違いない。
職場でアルバイトの大学生を集めて研修会をすることになり、招集をかけたらある学生が訊いてきた。
「服装は背広(せびろ)ですか?」
背広……^^;。今の学生でも使うんだな……と思い、「スーツで」とは言わずに答えた。
「うむ……背広で」。
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5月26日(日) 05:30 | ||
ウマニティ ウマニティ編集部 | 108878 |