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②メイショウタバル
毎日杯を6馬身差で逃げ切ったゴールドシップ産駒は、初の長距離輸送を落ち着いてクリアした。「前走の勝ち方には驚いたね。見た目に疲れた感じはないし、むしろ元気が余っているくらい」と上籠助手。中2週のタイトなローテーションでもムードは上々だ。
⑧ジャンタルマンタル
昨年の最優秀2歳牡馬は東京遠征の前回同様、中山への輸送も順調そのもの。「特に問題なく来られました。放牧を挟んですごく成長を感じましたし、動き、調子もいいです。コーナー4つの舞台は初めてですが、教えてきたことが実戦につながれば」と松井助手。
⑨アーバンシック
京成杯2着のスワーヴリチャード産駒は、美浦坂路で2頭縦列の後ろを回り、気合みなぎる様子で4ハロン63秒8-15秒2。武井調教師は「ちょうどいい雰囲気と前進気勢です。順調にこられましたし、あとは期待を持って本番を迎えるだけ」と意欲を燃やす。
⑩レガレイラ
76年ぶりの牝馬Vを狙う昨年のホープフルS勝ち馬は、美浦坂路の内めを軽快な脚さばきで駆けたのち、ダートコースをダクで半周。12日金曜と同じメニューを消化した。木村調教師は「いい状態で北村宏騎手にバトンタッチできるように努めます」と話した。
⑫コスモキュランダ
弥生賞ディープインパクト記念勝ち馬は美浦坂路の外めを気分良さそうに走り、4ハロン62秒6-14秒6の最終調整。加藤士調教師は「リラックスしていたし、いい感じです。もともと期待していた馬ですが、ここにきて一気に良くなってきました」とうなずいた。
⑬ジャスティンミラノ
共同通信杯の覇者は、午後3時17分に決戦の地に到着。山田助手は「馬運車でカイバを完食していました。自在性があり、回りの左右は大丈夫。いつも1週前は康太(故・藤岡康騎手)が乗ってくれていたので、勝ったら泣いてしまうかもしれません」と話した。
⑭シンエンペラー
凱旋門賞馬ソットサスの全弟は、僚馬2頭とともに関西勢の中で最も早く午後2時46分に中山到着。「輸送は問題ない。良化のスピードがスローな感じだが、そのあたりは欧州の血なのかな。前走で少しもたもたする面があったので外枠はいいと思う」と吉田助手。
⑰ビザンチンドリーム
きさらぎ賞の勝ち馬は栗毛の馬体を輝かせて午後3時28分に中山入り。久保助手は「輸送でテンションが上がりやすい馬ですが、今のところは問題ありません。新馬の感じから小回りも大丈夫ですし、長くいい脚を使えるような展開になってくれれば」と願った。
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