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ベラジオオペラが28日、栗東CWコースで木曜追い。水曜追いの予定をスライドしたが、併せ馬で先着し好仕上がりをアピールした。
◇
蹄跡のないまっさらな馬場を、軽快に駆け抜けた。京都記念2着から戴冠を目指すベラジオオペラが、CWコースで軽やかな走りを披露。GⅠ初制覇に向けて態勢を整えた。
「前走よりも馬がピリッとしてきましたね。前回と変わらずいい状態で出せると思います」
自ら手綱を取った上村調教師が納得の表情を浮かべる。ゆったりとした入りから、セオ(3勝)を2馬身ほど追いかけリズムよく追走し、直線も鞍上の手綱は持ったまま。それでも、ラスト1ハロンは11秒3(6ハロン83秒4)の伸び脚でクビ先着し、好気配を漂わせた。
もともとは27日に追い切る予定だったが、雨で重たい馬場を考慮し、28日に予定を変更。疲れを残すことなく、本番に向かえそうだ。
昨年の日本ダービーでは、勝ち馬にタイム差なしの4着。世代トップクラスの実力を示すと、年長馬相手の重賞でも1、2着と好走している。「まだ緩さは残しますが、それでも芯が入り出してきています」と指揮官。前々走のチャレンジCで重賞勝ちした舞台で、ビッグタイトルをつかむ。(山口大輝)
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