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<栗東トレセン>
ヴィクティファルスは、初ダートの前走・太秦Sを早め先頭から押し切って完勝。芝でGⅡ(スプリングS)勝ちの実力馬が、高い砂適性を示した。池添調教師は「芝で結果が出ないから試そうか、というところでいい走りをしてくれました。状態は前走と遜色ないぐらい、いいですし、芝で走っていた馬ですから雨で時計が速くなっても対応できると思います」とうなずいた。
タイセイドレフォンの前走は案外だったが、本来は堅実なタイプ。中間の稽古でもしっかり動けており、巻き返しがありそうだ。梛木助手は「前走は勝負どころで動けず、前向きさが足りなかったですね。今回は集中して走れるように工夫していますし、力を出せる態勢は整っていますよ」と力を込める。
オーロイプラータは、昇級初戦の前走で後方から鋭く追い込んで3着。宮本調教師は「状態は変わらずきています。いつもの感じです。距離はもう少しあってほしいですが、展開が向けば」と見通しを語った。
ブラックアーメットは、中1週のローテーションで3戦2勝。「前走は道中の雰囲気は良かった。伸び切れなかったのは休み明けのぶん。叩いた上積みはあるし、流れが速くなればもっと走れていい」と角田調教師は期待を込める。
<美浦トレセン>
明け4歳のブライアンセンスは2連勝中と勢い満点。「〝まだまだ〟という状態の中で勝ち星を重ねてきた。相手は一気に強くなるが、素質は十分。使われつつグングン良化してきたし、前2走と同じ舞台。楽しみです」と斎藤誠調教師は闘志満々だ。
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